こんにちは、朝ドラみ隊です!
何か訳アリだと思っていたよねさんの過去が壮絶すぎて、朝から大きな衝撃を受けてしまいました……ここに書くことが思いつかないほどです……
【虎に翼】第3週3話あらすじ
よねが男子学生に暴力をふるい、そのことが新聞に載ってしまった女子部。この一件により彼女たちには処分が下されることとなった。
久保田は何故我々が罰せられるのかと反論するが、教員は「今後は女子らしくあるように」としか言わない。原因は自分なのだから、処罰の対象は自分だけであるべきだと言うよねを、女子部面々は静止する。
「これは私たちの問題でもあるから」
ずっと苦い顔をして聞いていたよねだったが、突然よねは足を押さえて倒れ込んでしまうのだった……。
よねの家へ
よねの体調を心配した一同は、彼女を家まで連れていくことに。
まだ日も高いうちから酔いどれが多く集まる出店の先に、よねの家はあった。【カフェー燈台】。彼女は住み込みで働いていたのだ。
よねを寝かせた一同は、マスターにコーヒーを出してもらっていた。寅子の「自分たちはよねさんのことを何も知らない」との言葉を聞き、マスターはぽつりと「いっそ女中になれたら楽だったろうにね」と呟く。
寅子たちがその言葉に反応したのを見たマスターは、よねが弁護士を目指す理由について教えようかと言うも、寅子たちはこれを拒否。
「彼女のことを彼女がいないところで他人から聞くのはよくない」
すると店の支度のためと言って、よねが腹を押さえながら出てきた。
「私のいないところで勝手に決めるな」「勘ぐられる方が鬱陶しい」
と言い、彼女が語った自らの境遇は、ありふれた、壮絶な話だった。
男に食い物にされてきた過去
百姓の次女として生まれた彼女は、朝も昼もなく働く幼少期を過ごしていた。よく父親に口答えし、殴られることもしょっちゅうだった彼女の心の支えは姉1人。しかし姉は、15になる頃に女郎として売られてしまう。
女郎がどんなことをするか知っていたよねは賢く振舞おうとしたが、結局彼女は15になる前に売られてしまった。よねは男の目を盗み、長い髪を切り落とそうとしたが、それよりも前に見つかってしまい暴力を振るわれる。
だから彼女は逃げ出した。
【カフェー燈台】のマスターは彼女の事情を理解し、よねをボーイとして住み込みで働かせることに。こうしてよねの問題は解決したようにみえた。
しかし、姉は置屋の主に騙されていたのだ。
なんとか問題を解決したく奔走していたよねは、ある日弁護士を名乗る怪しげな男に声をかけられた。「自分が解決してやる。だから……」と。本来、売春は違法行為であるため、勝訴の見込みはないに等しい。しかし、その男は違った。姉の金を取り返してきたのだ。
ところがその後、姉は変な噂を立てられ、次の仕事も決まらないうちに男と夜逃げしてしまう。絶望したよねが目にしたのは、明律大学法科女子部が出来るという記事。そして思い出すあの弁護士の言葉。
「法に勝る力はない」
今の自分のまま、舐め腐った奴らを叩き直すために必死で勉強し、女子部に入ったよね。
「私とあんたらは違う。だからもう関わるな」
よねは、そう冷たく突き放すのだった。

冷たく突き放すよね!寅子はその手を取れるのか?
以前の放送で寅子は、「向いている方向性が異なっても、自分たちは皆真剣だ」とよねに言っていましたね。
きっとよねは、その言葉を自分なりに考えたのだろうと思います。
しかし、寅子たちを見続けても、よねの考えが大きく変わることはなかった。その裏には、こんなにつらい経験が根を張っていたからなのですね。
ですが、彼女が自分の過去を話そうと思ったのは、寅子の言葉を聞いてなのではないかと私は考えています。自分はなれ合いの輪に加わるつもりはないけれど、寅子の人柄を認めて、過去を打ち明ける気になったのではないでしょうか。
明日の放送で、この話を聞いた寅子がどのような言葉を返すのか、非常に気になってしまいますね……!

よねの辛すぎる過去に絶句するネットの声
よねの姉の金がちゃんと姉に返っていれば、よねさんが法科に入ることはなかったのか……