こんにちは、朝ドラみ隊です。
優未と寅子の仲がどんどん深まっていてニマニマしてしまいます!
【虎に翼】第18週2話あらすじ
放火事件の傍聴に来ていた小野。次郎弁護士から聞いた小野の裏の事情。被告人に向けられる不公平な視線。
新たな憲法の元平等になったはずの社会に、今なお残る差別意識。
多くの問題を抱える寅子は、大事な人たちが問題を抱えていることを知ってしまって――
寅子の知らない小野の姿とは?
公判の翌日。寅子が職場に赴くと、小野と深田が話をしていました。
(小野)昨日は休暇を許可していただきあり~がとございました。
(深田)いやいいんらて。いっつも頑張ってくれてっし
寅子の脳裏に昨日の裁判での一幕が思い出されます。
休暇を取ってまで傍聴していた小野。彼女が広洙をなだめてくれたのは事実。
寅子は小野に短くお礼を伝え、執務室に向かいます。
次郎、プライバシーを気にせず小野のことを話す
仕事中、高瀬が書類を持ってやってきました。そしてそのすぐ後に響く、少し乱暴なノック音。
(次郎)いや~佐田判事、昨日はどうも
彼は裁判の話ではなく、小野について話をしに来たようでした。
(次郎)勉強熱心なのはええことらんだけど、あの放火事件の傍聴には来ん方がええ
次郎によれば、小野は以前「李」という人物と結婚寸前まで仲を進めたことがあったとか。
その際、両親は結婚に酷く反対し、太郎弁護士の下に相談しに来たこともあったそうなのです。
(次郎)とにかく伝えてくだせえ。そせば、また
高瀬、怒り爆発
執務室の扉が閉まると同時に、高瀬が怒りを露わにしました。
(高瀬)あんげなやつがいっちゃん腹立つ! 本気でよかれと思ってるこのクソジジイのお節介が!
寅子によりなだめられた荒ぶる高瀬。
彼は小野に非がないことを寅子に訴えます。
(寅子)公開されている裁判を傍聴するもしないも、小野さんの自由
寅子はそれだけ言い、静かに高瀬に微笑みかけるのでした。
寅子なりに、一生懸命娘の問題に向き合う姿
別の日、ライトハウスに昼食を取りに来た星は、興味深い話を耳にします。
(涼子)実は私、まだ想像がつきませんの。トラコちゃんに娘さんがいて、子育てなさっている姿が
(稲)日々頑張っていらっしゃいますよ。昨日もね……
昨日、夕食時に揃って大きなため息をついた寅子と優未。
優未のため息の理由が「山登り」だと知った寅子。
花岡や高瀬との件を思い出し、思わず苦笑いを浮かべます。
(優未)……それで、山登りの班分けがあって一緒の班になった子……どうすればいいか分かんないの
(寅子)それは……
今も昔も寅子は変わらない
結局寅子は、自分なりの答えを出したい。とその話題を持ち帰ってしまいました。
(涼子)フフ……トラコちゃんらしいですわね
(稲)昔からお優しいお嬢さんでしたから……
稲の言葉の端々から感じられる、航一が知らない昔の寅子。
しかし寅子は昔から変わっていなかった。
その事実に嬉しくなった航一は思わず「なるほど」と呟いてしまうのでした。
裁判官は、煙を立てた人物を見極めるのが仕事
次の公判日。公判終了後に入倉がこんなことを言いだします。
(入倉)あの弟が怪しいんじゃないですか?
(寅子)入倉さん、憶測ですよ
「火のないところに煙は立たない」。だから怪しく見えるなら理由があるはず。
その言葉を聞いて口を開いたのは航一でした。
(航一)……差別が生まれる理由は様々です。火のない所に煙は立たずで終わらせるのか、それとも、その煙を上げたのは誰なのかを見極めるのか……
場が静まり返った頃合いで、少し早めのランチを提案する航一。
しかし入倉は頭を冷やすと言って出て行ってしまいました。
ずっと続いている、ライトハウスへのささやかな嫌がらせ
水曜日のお昼はライトハウス。
いつもより少し早く到着した寅子たちは、涼子が扉のガラスを磨いているのを目撃します。
(寅子)あの、これは……
(涼子)ごめんなさい、でもお気になさらず
食事を待つ間も心ここにあらずの寅子。彼女は意を決して問いかけます。
(寅子)ごめんなさい、やっぱり「お気になさらず」はできません
常に正しくあろうとする寅子の熱意に負け、事情を話す涼子。
ガラスの汚れは、彼女たちが越してからずっと起きていること。
被害の頻度が少なく、警察は取り合ってくれない。
何より、涼子たちが嫌がらせに慣れてきてしまっていること。
涼子の話した内容は、憲法の元で平等になったはずの社会から大きく逸脱しているものでした。

ライトハウスにいたずらを仕掛けた人物について
先週今週と暗躍している人物の存在が強調されている虎に翼。
ライトハウス落書き事件、犯人は美佐江かもしれません。
根拠として、犯人の立ち回りがうまいことが挙げられます。
美佐江も腹に一物抱えているのにそれをほとんど気取らせません。肝が据わっているというか。
余所者なのにうまく地元の人間に取り入った……と考えているならばおかしいことではありません。
一方放火事件ですが、こちらも美佐江が犯人の可能性はないとは言い切れないと思います。
しかしそれよりも怪しいのは被告人の弟、広洙です。
兄に保険をかけさせ、自分が実行役として火を放つ。そうすれば兄は無実のまま、罪を背負うのは弟という構図が出来上がります。
そもそも、本当に何も関わっていないのなら、そのように最初から主張するはずです。
そうしないことには意味があるはず。「犯人は兄ではない」という言葉は、嘘ではないのでしょう。
航一さんの言った通り、煙を上げた人物を見極めるのが裁判官として正しい姿なのだと思います。
しかし、人間は皆異なる考えを持っていますから、それぞれの振る舞いには必ず意味がある。
寅子には家裁での経験を生かして、相手が心の奥底に秘めた感情を見抜いてほしい!
ところで落書きの罪ってかなり重いようです。
懲役や罰金もそうですが、何より犯罪歴がついてしまいますからね……。
しかし現代でも、約6割の犯罪が埋もれてしまっているそうです。詳しくはこちら👇
ネットの反応
高瀬君のアンガーマネジメント独特だったけど、ちゃんと対策してて偉い……