戦術論

戦術論

【サッカー書評】「サッカーを知らない日本人」!?ネイマールに挑発されたら読むしかない。フットボール批評02を批評してみる。【サッカー大考察】

こちらがカリカリして選手が委縮したらチームに躍動感がなくなりインテリジェンスを発揮する余裕はない。「そんなサッカーは御免だね」。本文中の反町監督によるけだし金言である。 ◇ 「サッカーを知らない日本人」という刺激的な「フットボール批評iss...
戦術論

【サッカー書評】木崎伸也はサッカーの見方を一日で変わらせるか【サッカー大考察】

本書を経て、彼はベストセラー作家となったわけだから説得力も抜群。思わず読まねばなるまいと息巻いても仕方ないところである。 今は本田圭佑番からカンボジア代表のスタッフとしても知られる木崎伸也の著書。刊行された2010年はおりしも南アフリカワー...
リバプール

【書評】新進気鋭の戦術本!フットボール戦術批評を批評してみる【サッカー大考察】

Kindleのラインナップを眺めていたら「戦術批評」なる書籍が目についた。戦術を批評……? それってよく考えたら普通のサッカーレポートなんじゃないの思ったら負け。表紙にある「百年休まずにタクティク(ス)タクティク(ス)」のテキストはJリーグ...
大考察

【書評】片野道郎が紡ぐ、「モウリーニョの流儀」。フィジコにフィジカルトレーニングをさせず、モウリーニョは巨人と戦う。【サッカー大考察】

片野道郎といば、まずそのどことなく陰りのある文体が神聖なる被写体の人物像とマッチしてスパークしてしまった傑作、「天の扉 ロベルト・バッジョ自伝」。「ヨーロッパでは○○。だから日本は遅れている」論調一辺倒だったスポーツ・ジャーナリズムにおいて...
Jリーグ

【書評】オシム号は「ツァ」がポイント!? フットボール批評を批評してみる。【サッカー大考察】

そもそも批評文化がほとんどない日本でひとり気を吐くサッカー批評誌、フットボール批評issue25の表紙は白髭を蓄えた元日本代表監督イビツァ・オシム。Jリーグ登録名は「イビチャ」であったところをより原音に近い「イビツァ」と表現するのは木村元彦...
大考察

【書評】木村元彦「オシムの言葉」が変えた日本サッカーの戦術とは【サッカー大考察】

イビチャ・オシムといえば2003年にジェフ千葉、2006年には「あっオシム、言っちゃったね」という川淵三郎がサッカー史に残した名(?)言ととも日本代表監督の就任が露わにされた名将中の名称。結果と内容をともなうサッカーマネジメント、類まれなる...
大考察

フットボールの○○育成論 「イニエスタひとりで300億円の価値を生む」というバルセロナの育成論のはざまで考えるべきことは 

イニエスタひとりで300億の市場価値ならば、それだけでアカデミーは100年運営できる。 そんな話を聞いた事がある。なるほど、ビジネス的な観点からいえばバルサのアカデミーはすでに成功している。 世界中のネットワークで巨大なマスを作り、数百億円...