こんにちは、朝ドラみ隊です。
歩さんの表情が凄く気になるんですよね……面倒くさがっているわけではないし、かといって伝説と呼ばれることを喜んでいるわけではない……もっと過去の話が知りたい!
【おむすび】第4週2話あらすじ
「お姉ちゃんなんか、大嫌い」言い放った結は、海辺でひとり神戸でのことを思い出す。
回想を終えると、そこには瑠梨がいた。彼女は結に謝罪し、驚きの発言を口にする。
そして、歩に声をかけた天神乙女会の人物が言う、決着とは――。
1994年10月・神戸
10年前、1994年・10月4日。
当時、神戸で理髪店を営んでいた米田家。
結・歩姉妹には真紀という友人がおり、米田夫婦も地域の人望厚く、平穏な日々を送っていました。
まだ小学生だった結が自室で遊んでいると、そこに歩と真紀が帰ってきます。
(歩)結、ただいま~!
(結)お姉ちゃん、おかえり~!
(真紀)結ちゃん、お邪魔します。
(結)あっ! 真紀ちゃんや!
このころの結はセーラームーンに夢中。
歩のセーラー服を着て、髪を結ってもらっては、セーラームーンへの変身を繰り返していました。
商店街の未来のために。
今日も歩に髪を整えてもらった結は、愛子に見せるため、ご機嫌で階下へ向かいます。
大崎先生なる人物が頭を角刈りにしているのを眺めたり、お惣菜を分けてもらっていたりしていたときのこと。
(福田)聖ちゃん、ちょっとええか?
(聖人)ああ福ちゃん、若林さん。
(若林)米田さん、これ。
若林が聖人に渡したのは、「さくら通り商店街 アーケード設置計画」の企画書でした。
断れないのではなく、恩返しのため。
(若林)皆さんから要望のあった、商店街にアーケード設置する計画、いよいよ動き出すことになりまして!
計画実行のために、商店街側の責任者として、福田が聖人を推薦したというのです。
(聖人)いやいや、俺みたいなよそもんは無理やって。
(福田)聖ちゃんはよそ者なんかやあらへん。川端のおやっさんにくっついて福岡から出てきたん、何年前や?
(聖人)何だかんだで17年前か……。
17年の間神戸で暮らし、仕事も私生活も順調。もうよそもんではないと主張する福田。
対して愛子は賛成ではない様子。次々代案を出しますが、皆の意思は固いようです。
それでもなんとか責任者から外れようとしていた愛子の耳に、聖人の決意に満ちた声が届きます。
(聖人)やります。
安請け合いに困り顔の愛子と歩
(愛子)おとうさん、また安請け合いして……。
(聖人)安請け合いやない。これは恩返しや。
よそものである愛子と聖人を受け入れてくれた商店街に恩返しがしたい。
その一心で引き受けた責任者の仕事の1つ目は、アーケード設置に反対する住民の説得でした。
12月。もうすぐクリスマスという頃、聖人は商店街の靴屋を訪れていました。
(孝雄)もう帰れ!
(聖人)ナベさん、話だけでも聞いてくれ!
アーケード設置反対派の1人は、親友の父。
(孝雄)バブルがはじけてただでさえ景気悪いのにそんな金出せるか! 俺は反対や! 帰れ!
バリケードの設置には多額の費用がかかります。靴屋の店主・孝雄は反対の立場でした。
そして、殺伐とした店の中に足を踏み入れる学生が2人。
(歩)お父ちゃん?
(真紀)お父さん……どないしたん?
(孝雄)真紀、もうここんちの子と遊ぶな
孝雄は、結と歩の親友・真紀の父親でもありました。
「親同士のことは子どもには関係ない」
1995年、1月12日。
(真紀)約束!
(歩)約束。
(真紀)絶対やからね。今、約束したからね!
孝雄に内緒で米田家に遊びに来ていた真紀。
しかし孝雄は鋭く真紀の居場所を突き止め、やってきます。
(孝雄)真紀、ここの子と遊ぶな言うたやろ。
(聖人)ちょちょちょ、ナベさん。俺のこと嫌いになるのはかまへん。でも子どもは別やろ?
(孝雄)うるさい! 卑怯なまねしやがって! 子どもをだしにして、俺にアーケードの設置を認めさせたいんやろ! うちのことは放っておいてくれ!
結の元へやってきたハギャレン。
(結)…………。
時間は戻り、現在。歩と喧嘩した結は、いつもの海辺に座り込み、ひとり泣いていました。
そこへ、神妙な面持ちのハギャレンがやってきます。
(瑠梨)もう今日でハギャレンの活動やめる。
(結)え……?
迷惑をかけた謝罪と、解散報告
(瑠梨)アユさんのために守ってきたつもりやったけど、潰していいって言われたら続ける意味ないし。
あまりに突然の宣言に、結は口を開くこともできません。
(瑠梨)……ごめんね。アユさんとムスビンのことなんも知らんのに。
その言葉を最後にハギャレンの4人は去り、海辺には結だけが残されるのでした。
”伝説のギャル”として声をかけられ続ける歩
その日の夜。
昼間のうちに家を出て、夜の街を行く歩。そのとき、後ろから歩を呼び止める声がします。
(???)もしかして、アユ?
(歩)……え~っと。
(???)うち! 天神乙女会の明日香!
華やかなドレスと化粧に身を包んだ女性・明日香。
彼女は歩がハギャレン時代に対立していたギャル組織・天神乙女会に所属していたのです。
(明日香)うち、あんたときっちり勝負つけたいと思っとったんよ――

歩にとってのギャルは、最初から苦しいものだった?
結と歩があそこまで仲のいい姉妹だったとは思いませんでした……。
まだ歩が出ていった日の事は語られていませんが、歩が突然家を飛び出したなら、
歩視点では、2人はまだ仲のいい姉妹だったのかもしれません。しかし実際はそうではなかった。
歩が結の部屋で寝ると言い出したのも、昔のことを少しでも感じたかったのかもしれません。
胸が苦しい。
そして歩に関してもう1つ。
今日の放送の最後に、元・天神乙女会の明日香という女性が出てきました。
歩が彼女に向けた表情が冷たくて、それがまた非常に辛かったですね。
歩にとって「ギャル」は、過去の古傷をこじ開けられるようなものなのかもしれません。
「歩にとってのギャル」といえば、今日の放送で安室奈美恵さんを歩に勧めたのは真紀ちゃんであったことが発覚しました。
その後に映された「約束」。
もし歩が、震災で大きく傷を受けた自分をなんとか保つためにギャルをやっていたのだとしたら、歩は最初からギャルではなく、またギャルという存在そのものが、失ったものを思い出させる、苦しい存在ということになります。
しかし、過去の写真の中のアユは、間違いなく楽しそうに見えました。
加えて100人以上のメンバーをまとめたという実績。
アユは本当に、真紀ちゃんとの約束のためだけにギャル活動をやっていたのでしょうか?
現代のギャルは容姿ではなく、生き様や「らしさ」に重きが置かれているといいます。
歩さんも、自分らしさをもういちど見つけ出してほしいと強く思います。
以下のサイトは全国のアーケード商店街を紹介しているサイトです!
どこか懐かしい雰囲気を味わえる場所もたくさん載っています! アーケード商店街、いいですよね。気ままにウインドウショッピングや買い物をして、疲れたら中のカフェで一休み……。
そんな日も、たまにはよいのではないでしょうか?
詳しくはこちら👇

そして、シネマサルーンではX(Twitter)のフォロワーを募集しております!
朝ドラ放送日は毎朝記事を更新していますので、
最新の内容ふりかえり、感想、考察を見逃さないようXのフォローをお願いいたします!
ネットの反応
お姉ちゃん大好き っていうほどなかよし姉妹だったのに