2020-03

未分類

【追悼】志村けん、あなたは私のスターだった。

(FC東京公式Twitterより) 志村けんがコロナ禍で散った。 けんさんは、僕らの世代にとって最大のアイドルだった。 系譜としてはクレイジーキャッツに続くお笑いの大スターであり、 コメディバンドとしては彼ら以降、比肩しうる存在は生まれてい...
大考察

【サッカー書評】在宅トレーニングにピッタリ!「ヒグトレ」が示すトレーニングのタブーと著者の意外な経歴。【サッカー大考察】

「背中を柔らかく鍛えるとサッカーはうまくなる」の標題が目新しい「ヒグトレ」。まず前提として股関節の中心にある腸腰筋を伸ばしすぎると強いキックが蹴れなくなる、とされているから恐ろしい。僕なんかは相撲の股割り信仰を元に、その部分を伸ばしまくった...
OneTokyo

本田圭佑、海外からコロナ渦の日本へ教育論を発信。少年時代のあこがれの選手も語る。

元日本代表で現在はボタフォゴでプレーする本田圭佑が、「本田圭佑が考える【新】教育論とは?」のテーマでオンライン講義を開催した。 30分という限られた時間の中で本田は、彼がよく語る「環境論」を軸に、 成功するためには時間を費やすことに加え、質...
書評

【サッカー書評】西部謙司の戦術クロニクル「ゼロ」でバルセロナの刻の涙を見た。【サッカー大考察】

2008年から続く人気シリーズ、戦術クロニクルの「ゼロ」版。1、2、と続いてんなんぜ次が「ゼロ」なのかと問われれば「巻数が大きくなると新しい買い手がつきにくい」からじゃなくて10年の時を経てリファインされるから。だから前巻を読まずとも楽しめ...
OneTokyo

【書評】コンプラ無き時代に乾杯! 若き日の本田圭佑を「首脳」はどう見たか。フットボールサミットをサミットしてみる。【サッカー大考察】

「サミット」の日本語訳は「首脳会議」。というわけで表紙に「サッカー界の論客首脳会議」とぶち上げられた「首脳」たちは元川悦子、西部健司、木村元彦などたしかに錚々たる顔ぶれ。彼らが「本田圭佑という哲学」を大テーマを元に喧々諤々語るという内容。 ...
大考察

【書評】片野道郎が紡ぐ、「モウリーニョの流儀」。フィジコにフィジカルトレーニングをさせず、モウリーニョは巨人と戦う。【サッカー大考察】

片野道郎といば、まずそのどことなく陰りのある文体が神聖なる被写体の人物像とマッチしてスパークしてしまった傑作、「天の扉 ロベルト・バッジョ自伝」。「ヨーロッパでは○○。だから日本は遅れている」論調一辺倒だったスポーツ・ジャーナリズムにおいて...
Jリーグ

【書評】オシム号は「ツァ」がポイント!? フットボール批評を批評してみる。【サッカー大考察】

そもそも批評文化がほとんどない日本でひとり気を吐くサッカー批評誌、フットボール批評issue25の表紙は白髭を蓄えた元日本代表監督イビツァ・オシム。Jリーグ登録名は「イビチャ」であったところをより原音に近い「イビツァ」と表現するのは木村元彦...
大考察

【書評】小澤一郎「サッカー選手の正しい売り方」から読み解く日本サッカー界の未来とスポーツジャーナリズムのあり方。そして若き日のファラオと大津祐樹。【サッカー大考察】

「メガネロック」ボーカリストさながらの甘いマスクと優しい語り口で知られるサッカージャーナリスト、小澤一郎の著作は、ビジネス書でもなく戦術論でもない意欲的な表題から始まる。「サッカー選手の正しい売り方」。何かへのアンチテーゼなのか、それとも別...
大考察

【書評】木村元彦「オシムの言葉」が変えた日本サッカーの戦術とは【サッカー大考察】

イビチャ・オシムといえば2003年にジェフ千葉、2006年には「あっオシム、言っちゃったね」という川淵三郎がサッカー史に残した名(?)言ととも日本代表監督の就任が露わにされた名将中の名称。結果と内容をともなうサッカーマネジメント、類まれなる...
書評

【書評】自身を生まれながらのリーダーと評するシメオネの「信念」があぶりだす成長への原則。(訳・江間慎一郎)

選手時代は当時世界最高峰だったセリエAやアルゼンチン代表。1998年フランスワールドカップでは執拗な威嚇の末ベッカムを退場に追い込んだり、ドサクサ紛れに中西永輔へアイアンクロー(というかほとんど目つぶし)をぶちかます「潰し屋」として大活躍し...