【朝ドラみ隊】おむすび第24話ふりかえり:人を心で見る永吉おじいちゃん。気になるネットの声も調査!

おむすび24話 おむすび

こんにちは、朝ドラみ隊です。

 

【おむすび】第5週4話あらすじ

委員会から帰ってきた聖人は、結にハギャレンとの関係性を問い詰める。

聖人がハギャレンやギャルを嫌う理由には、過去の出来事が大きく関係していた。

「全部俺が間違っとった。」聖人の行動は、過去の後悔を繰り返さないためのものだった。

ばったり遭遇

初開催の糸島フェスティバルが大盛況で幕を閉じたあと、米田家では大宴会が行われていました。

歩はその隙に、家から抜け出そうとしています。こっそり進んで、ようやく玄関にたどり着いた時、目の前で扉が開きます。

(歩)うわっ。

(聖人)うわっ……歩? あの、ちょ、お……おい、ちょっと!

聖人の制止も聞かず、歩は再び自分の部屋へ引き返すのでした。

結、聖人に呼び出される。

疾風のごとく颯爽と駆けていった歩を見送り、聖人はリビングへ向かいます。

(一同)いざゆけ無敵の若鷹軍団~♪

(聖人)……何じゃこりゃ

聖人が帰ってきたことに気付き、結は身をちぢこめます。

(井出)なら諸君! 糸島フェスティバル実行委員長、米田聖人くんの労をねぎらってカンパ~イ!

ビールを飲み干す聖人。このまま何事もなく終わるかと結が思った、その時でした。

(結)……呼ばれた。

結が歩と同じ道を進むことを恐れる聖人。

結をキッチンに呼び出した聖人は、前置きなしに話を始めます。

(聖人)結、あの子たち誰や? どこで知り合った?

(愛子)いいじゃない。今日は無礼講なんだから。

(聖人)まさか、毎週土日天神行っとったのって、あの子たちと遊んどったんやないやろな?

聖人はグラスにビールを注ぎ、苦々しげに言います。

(聖人)まさか、結まであんな連中と……。

(結)あんな連中って……。

(愛子)みんないい子だよ?

(聖人)……これじゃあ歩とおんなじやないか。

そう呟き、聖人は歩がギャルになった経緯を思い出すのでした。

永吉のおかげで、今がある。

時は遡り、平成7年・7月。

震災から半年が経ち、神戸の街にもちらほら復旧の兆しが見えてきたころのこと。

久しぶりに糸島を訪れた聖人は、愛子から最近の様子を聞いていました。

(聖人)じゃあ歩はほとんど中学行ってへんのか。

(愛子)うん。でもCDとか雑誌が欲しいって言うたり、神戸にいた頃より話すようになった。

小さなこともで大きな進展だと喜ぶ愛子。その報告を聞き、聖人はかねてより考えていたことを口にします。

今神戸に戻るわけにはいかない。

(聖人)商店街のみんな、仮設で商売始めよっとしとんねん。うちも仮設なら、床屋再開できると思ってな。

娘たちが夏休みに入るタイミングで、神戸に戻らないかと提案する聖人。

しかし、その提案は、力強く拒否されてしまいます。

(永吉)いかん!

歩たちが糸島に来て半年。ようやく会話が戻ってきた歩と、学校に馴染み始めた結を神戸に戻すなど考えられないと、永吉は主張します。

(永吉)歩がここまで回復するとに、どげん愛子さんが苦労してきたか……。

(佳代)聖人。私もまちっと待った方がよかと思うよ?

陽太との出会い。

永吉に「学校に慣れてきたところ」だと聞かれ、元気よく返事をした幼い結。

結が翌朝、通学路を歩いているときのこと。被っていた帽子を上級生に取られてしまいます。

(結)返して!

どれだけ取り返そうとしても、体格の差にはかないません。

結が困り果てていた、そのときでした。

(???)やめろ~! お前ら、女の子いじめて楽しいんか? 俺が相手になっちゃあ! かかってこい!

(上級生)誰やお前!

(???)返せ!

飛び込んできた少年が、泥だらけになりながら、結の帽子を取り返すために奮闘してくれたのです。

糸島が結の心をいやす。

少年は帽子を結に差し出し、第一に結の心配をします。

(???)大丈夫か? 俺は陽太。古賀陽太や。

聞けば陽太は、永吉から直々に、結を守るよう頼まれたとのこと。

それから一緒に遊ぶようになった結と陽太。結の博多弁や泳ぎは、陽太が教えたものでした。

さらに糸島の環境は、結の心に良い影響を与えます。

(佳代)糸島のトマトは別格やけん。食べり?

(結)…………! ん~ん~!

野菜が大嫌いだった結が、野菜を食べるようになったのです。

突然ギャルになった歩。

夜。冊子を見ている聖人に、愛子が声をかけます。

(愛子)歩が高校に行きたいって。……こっちで生きていく覚悟を、決めたんじゃない?

複雑な心境の聖人。彼はまだ、神戸に戻るという夢を諦めきれていなかったのです。

しかし、娘が選んだ道だからと納得し、やってきた平成8年の春・登校初日。

(聖人)……何や、その格好は。

歩は髪を金色に染め、爪を飾り付け、「ギャル」を代表するような姿で下りてきたのです。

高校デビューは上手くいかず……。

ギャルの姿のまま登校した歩は、早速両親と共に別室へ呼び出されます。

そこで告げられた「髪の色を戻さなければ退学」という条件を、歩は果たす気がない様子。

取り付く島もない歩の心を動かしたのは、愛子でした。

(愛子)歩がどうしてもその格好したいなら、お母さん止めへん。でも通信でも何でもええから、高校だけはちゃんと行きなさい。

愛子は歩の両肩に手を置き、目を見て語り掛けます。

(愛子)その代わり、次の高校は何があっても絶対に卒業しなさい。……約束できる?

しかし、そこまでして通い始めた別の高校の在学中、歩は傷害事件を起こしてしまうのでした。

聖人の傷。

(聖人)……全部俺が間違っとった。やけん、あんなことに…………。

時は戻り、現在のリビング。

辛そうにつぶやく聖人の言葉に、結と愛子は何も返すことができませんでした。

連続テレビ小説『おむすび』人物紹介【第1週~】 - おむすび
連続テレビ小説『おむすび』の登場人物を紹介します!

永吉さんの株がうなぎのぼりの木曜日

永吉さん、初登場では愉快なおじいちゃんだったのに、頼りになるカッコいいおじいちゃんじゃないですか……!

 

普段は面白い人でも、しっかり周囲を見て、小さな変化に気付くタイプなのでしょう。

幼い陽太の口から永吉さんの名前が出てきたときは驚きました。

ハギャレンのみんなともすぐに仲良くなっていましたし、

結のギャルメイクに最初に気付いたのも永吉さんだったことに驚いた人も多いはず。

 

しかし、結ちゃんは自分の欲求を隠すのが上手ですね。そのうまさが、今の結ちゃんに悲しそうな顔をさせるきっかけとなってしまうのでしょうが……。

 

そして聖人さん。

彼が異様にハギャレンを嫌うのは、歩ちゃんがギャルの格好をしてから事件を起こした記憶と結びついているからでもあるのですね。

そして、震災から半年たつ頃には、ふたりの関係は口もきかないほど悪化していた……。

 

最後に明日の展開を予想。

今週、家からの脱出を図っては失敗している歩さん。そろそろ彼女のターンが来るのではないでしょうか。具体的には、歩ちゃんが真紀ちゃんと交わした約束の内容が明かされるとか。

そうなったとき、もう10年近くはこじれているであろう聖人さんと歩ちゃんがどう向き合うのか、予想がつかないのが面白いところですね。

 

 

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ネットの反応

「幼馴染、当て馬枠、片想いが行き過ぎてストーカーっぽい」 そう思っていた陽太が、おじいちゃんからの「結を守ってくれ」という依頼に、ここまでずっと応えていたなんて。なんていい子。 今までごめんよ陽太。幸せになれ。

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