こんにちは、朝ドラみ隊です。
私は不器用な恋の道を行く花岡くんと、動乱の真っただ中の直言の、まったく違う2展開に心を振り回されています。
早く微笑ましい日々が帰ってきてほしい!お願い穂高先生!
【虎に翼】第5週1話あらすじ
連行されてしまった直言。それ以降猪爪家の家の前には新聞記者が集まり、寅子たちは家を出る事すらままならない状態だ。
そんなある日、猪爪家に思わぬ助っ人、穂高先生と花岡が登場した。
猪爪家の救世主、寅子の居場所
「はるさん、寅子くん。私に直言くんの弁護人をやらせてくれないか」
穂高先生は静かに言う。刑事事件は専門外ではあるものの、花岡に提案され、「その手があったか!」と考え、さっそく家を訪れてくれたそうだ。自分に何ができるだろうかと問う寅子に、花岡と穂高先生は優しく「また学校に来なさい」とだけ伝えるのだった。
翌日、登校中に合流した花岡と共にクラスに向かった寅子。教室内は静まりかえっており、誰もが寅子を見て驚いている。寅子は迷惑をかけたことを謝ろうとするのだったが、よねがその言葉を遮った。
「つくづく運がない奴だな」
なんと近いうちに民事訴訟法のテストがあるというのだ。泡を食う寅子だったが、よねが突き出したノートにはみんなの文字で授業の内容が事細かに書かれていた。
『みんな、味方だ』
そう言われたようで、胸温まる寅子は、さっそくいつもの席で勉学に励む。そしてあっという間に放課後。花岡と2人残った寅子は、ここ数日のお礼を伝えていた。
「俺は、君は一刻も早く大学に帰るべきだと考えていた」
しかしあれこれ考えているうちに動けなくなり、これではいかんと決死の想いで穂高先生に声をかけ、一緒に猪爪家まで来てくれたのだとか。その様子は、授業が始まってすぐのキラキラとした彼からは想像もつかない姿で。
「不器用で考えすぎちゃう人なのね、本当の花岡さんは」
笑いかける寅子に、彼はぶっきらぼうに「そうだ」とだけ答えるのだった。
憔悴の直言。寅子は覚悟を決める
昭和10年(1935)10月。
今まで1つも連絡のなかった直言が、穂高先生に付き添われ、ようやく家に帰ってきた。無精ひげが伸び、憔悴しきった様子の直言は、帰宅を喜ぶはるの言葉に返事を返すこともなく、ただ土下座して謝り続ける。
「すまない、俺がやったんだ。お前たちにあわせる顔がない」
疲労困憊の直言をはるが部屋に寝かせに行っている間に、寅子は穂高先生に問いかけた。
「先生、父は本当に罪を犯したんでしょうか」
直道が言うように、寅子の知る猪爪直言という男は、そんな犯罪をするような男ではないのだ。しかし穂高先生は苦い顔のまま答える。
「直言の態度はすっきりしないが、それでも私がやりましたの一点張りだ」
予審でもそう証言し、今現在も本人がそう言っているのなら、無罪を勝ち取ることは難しい。しかし、まだ方法はあるのだという。
それは、寅子たち家族が、直言から事の真相を聞き出すこと。穂高先生も、直言がいわれなき罪を背負っているのではないかと考えているようだ。
穂高先生が帰った後、食器を拭く寅子のまなざしには熱い炎が宿っていた。

優三さんが頼りになり過ぎる! でも個人的には不満も
甘酸っぱい恋愛模様と、頼りになりすぎる穂高先生の登場で気持ちが右へ左へ振り回される今回の放送回、皆さんはいかがでしたでしょうか。
さらに今回はクラスメイトの優しさが光る回でもありましたね!あえて優しい言葉をかけるのではなく、行動で示す……。それは花岡だけではなく、よねさんも、女子部の皆も、そして我らが轟くんもそうでした。
あえて口にしないところがみんな……かっこいいんです……

劇中のキーワードから今後を考察するネットの声
予審と言う名の尋問の場で、取引みたいなやり取りがあったよね。これがあったから今回のキーワードに繋がるんじゃないだろうか……