こんにちは、朝ドラみ隊です。
最高の木曜日でした…………もう1回通しで見てこようと思います……
【虎に翼】第22週4話あらすじ
紆余曲折を経て、婚姻届を出さない『事実上の夫婦』という形に落ち着いた寅子たち。
息つく間もなくやってきた直明の結婚式で、直明は育ててくれた寅子に『親孝行がしたい』と思い立つ
後日、竹もとに呼び出された寅子と航一。2人に直明が行ったサプライズとは――
佐田寅子の夫のようなもの・星 航一
航一の「結婚をやめよう」という言葉に絶句する寅子。
しかしそれはあくまで、婚姻届を出して、結婚式を行わないというだけの話だと航一は言います。
(遠藤)あの……それは、結婚をしないという意味ではないんですか?
2人が書くのは婚姻届ではなく遺言書。
お互いが思ったことを紙にしたため、交換することで、事実上の夫婦になるという算段です。
(航一)僕はその遺言書を根拠に佐田寅子さんの夫のようなものを名乗ります
時間をかけて、ようやく自分の気持ちと向き合えた寅子
航一の提案通りならば、寅子は悩まずに済む。しかしそれは、航一の本来の願いからは異なります。
(寅子)でも私が折れれば「ようなもの」なんて言葉をつけないで済む
(航一)それでは君の、僕への愛情を利用した搾取になってしまう。……寅子さんが優三さんに抱えているのと同じような気持ちになる
航一の言葉を聞いた寅子は、昨夜の夢について話し始めます。
(寅子)実は昨夜、夢を見たんです。年老いた私と航一さんが、河原を散歩する夢……
夢の中で2人は、優三や照子について懐かしく語らっていました。
お互い、もう何度も聞いたであろう内容を懐かしく聞き、笑いあう。そんな夢。
(寅子)航一さんと、こういう夫婦になりたいと思った
(航一)…………では、その段取りで
『事実上の』夫婦
数日後、星家を訪れた寅子と優未。航一の家族も集まり、2人はここまでの流れを説明しました。
(航一)遺言書。私、星 航一は佐田寅子と内縁関係にあり、佐田寅子の事実上の夫であることをここに宣言する――
寅子も遺言書を読み上げ、2人は書類の写しを交換し合います。
こうして2人は事実上の夫婦となったのです。
(寅子)夫婦のようなものではあるけれど、皆さんと家族になって幸せを分かち合える存在になっていきたいと思っております
(百合)よろしくね、優未さん
(優未)はい、よろしくお願いします! ……おばあちゃん
間近に控えた直明と玲美の結婚式
(花江)トラちゃんはいっつもすんなり結婚をお祝いさせてくれないわね
花江の言葉に笑う猪爪家一同。
寅子と優未は、優未の中学進学にあわせて星家に引っ越す段取りとなっています。
(花江)はぁ~、心配だわ 上手くいくのかしら
(寅子)はい! とりあえず私と航一さんの話はこれで終わり。ここからみんな、直明と玲美さんの結婚式に集中!
原爆裁判・第二回準備手続き。一環として変わらない国の主張
時は流れ昭和30年10月。
原爆裁判に向けた、第二回準備手続きの日がやってきました。
(反町)え~ 答弁書を陳述いたします。『原告らの請求を棄却。訴訟費用は原告らの負担にするとの判決を求めます――』
直明に呼び出された寅子と航一
それからしばらくして、竹もと。
直明に呼び出された寅子と航一は、直明たちの結婚式の写真を梅子たちに見せていました。
(梅子)まぁいい写真! あの弟君が立派になって、トラちゃんも誇らしいでしょう
(寅子)ええ
やがて、談笑している寅子たちの下へ直明がやってきます。
直明は寅子たちの前に座り、早速話し始めました。
(直明)お姉ちゃん、航一さん。この前の結婚式は本当にありがとうございました
親孝行として、お姉ちゃんの結婚式をお祝いしたい
(直明)……実はさ、自信がなかったんだよね。お姉ちゃんが必死に作ってくれた学ぶ環境や生活に、僕は見合った人生を送っているのか
しかし結婚式当日。参列者の顔を見た直明は、初めて自分の選択が「正しい」と思えるようになったと言います。
(直明)あの日、僕を大学に行かせてくれてありがとう
そして「姉をお願いします」と頭を下げた直明。
航一の噛みしめるような返事を受け、直明は顔を上げました。
(直明)お姉ちゃんはさ、僕の結婚式を祝うのが最後の親孝行って言ってたよね。だから僕も、最後の親孝行をしたいって思ったんだ。…………お姉ちゃんの結婚式をお祝いしたいって
直明、飛び切りのサプライズ
(直明)お姉ちゃんの結婚式をお祝いしたい
その気持ちは嬉しくとも、挙式するつもりはない寅子。
しかし、直明はそれも承知の上で、それでもお祝いをしたいと考えていました。
(直明)……だから、皆さんと協力して、心が躍るようなことを考えてみました
(寅子)皆さん?
(直明)航一さんにも喜んでもらえると嬉しいんですけど
直明は花嫁のヴェールを付けるよう寅子に言い、仕切りの向こう側へと呼びかけます。
(直明)お願いします!
その向こうから現れたのは、懐かしの面々でした。

まさかの同窓会サプライズ その裏側を考察
なんっていい子なんだ直明くん……!
竹もとに入った時、「いつもの席じゃないな~」とのんびり考えていたのですが、こんな仕掛けがあったとは。
そういえば直明が入店した時、梅子さんたちはいつの間にかハケていました。あのタイミングで梅子さんは着替えたのでしょう。
玉ちゃんの法服姿が見られたことが非常に嬉しいです。新潟で寅子が言っていたように、玉ちゃんはお付きの人ではなく、同じクラスの仲間ですから。
そして法服と言えば、道半ばで諦めざるを得なかった涼子さま、梅子さん、何よりヒャンちゃん!
3人ともとても似合っていて、1話から追っている身としては涙が……。
ヒャンちゃんは梅子さんとのつながりはあったようですが、他の級友の前に姿を現すのは勇気が必要だったはず。とはいえ、ヒャンちゃんが香子と名乗っても名乗らなくても、態度を変えるような人はいません。もしかすると汐見さん辺りが背中を押してくれたのかもしれませんね。
轟くんに関しては級友が1人、また1人と集まるたびに感極まり、よねさんに叱られたりしたのではないでしょうか。
轟くんといえばラスト、「申立人はこちらへ」というセリフがありました。
集ってくれた皆の並びといい、どうしてもかつての法廷劇が頭をよぎります。あの時轟くんは舞台に参加していなかったので、時を経て彼が法服を着て、皆と同じように立っていることがもう堪らなく嬉しいです!
今日の放送を見て、なんだか久しぶりに級友と会いたくなってしまいました。
今は「同窓会やることリスト」などがまとめられているのですね。
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ネットの反応
寅子へのサプライズシーンが素敵すぎる。でも集まった面々が仕込みのために顔を合わせたシーンのわちゃわちゃとかもっとください