こんにちは、朝ドラみ隊です。
やっていないとしても、約束を守るために意思を貫き通す覚悟の直言。
しかし家族からすればたまったものではないですよね。いわれのない罪を背負う理由はないのですから。
【虎に翼】第5週2話あらすじ
まさに嵐のような1日だった。
ようやく帰ってきたと思ったら「自分は罪を犯した」と言って土下座する直言。しかし直言の態度はスッキリしないもので、いわれなき罪を背負っているなら、そのことを聞き出さなければならないのだ。
10/15。直言は寝たきりのまま。食欲も相変わらずないままだ。
「身内から犯罪者が出ては困る」
穂高先生の頼み事をこなすため、そして事件の概要把握のため、寅子は連日授業以外の時間をすべて調書の書き写しに充てていた。その熱心さは、普段誰よりも早く登校する花岡よりも早く学校に来て書き写しを行うほど。
そんな寅子の姿を見ていた花岡は、後ろから聞こえた声に振り向く。
「何か手伝えることはないか? そう声をかけたらよろしいんじゃなくて」
涼子の声に勇気をもらい、花岡は女子部の面々と調書の書き写しを行うことに。書き終わったあとはいつもの甘味処で作戦会議。その場には轟もいる。「これ以上手伝わせるわけにはいかない」と考える寅子だったが、皆は手伝う気満々だ。寅子は仲間の手を借りながら、事件の再現を続けていた。
10/26。直言の様子は変わらない。寅子たちも直言の無罪の証拠を掴むことが出来ず、歯がゆい思いをしていた。そんな中、はるの丸亀の実家から手紙が届く。
「身内から犯罪者が出ると困るから縁を切るって」
あんまりな手紙に直道も苦い顔。はるはそれ自体は問題ではないが、これ以上直道たちに迷惑はかけられないとし、猪爪家から籍を抜くよう直道と花江に持ち掛ける。直道は「はるがそれでいいなら」と悲しそうに言うのだが。
「お母様、それは今じゃないです」
そう言ったのは花江だった。彼女はとうに猪爪の人間として覚悟を決めており、今やるべきことは直言から真実を聞き出すことだとはるを説得する。思いは皆同じなのだ。
しかし、手がかりは見つからないまま、もうひと月が経とうとしている。そんなとき、寅子ははるの日記がここ数年分のみ自宅に残っていることを知った。
「やってない」を引き出した【家族裁判】
「今から家族裁判を始めます」
直言の部屋に突撃した寅子やはるたちは、直言にそう切り出した。
はるの毎日記された手帳の内容は直言が証言した内容と食い違う部分が多く、その数は14にも上る。だから、やったのならやった証拠を見せろと。
「…………そんなのあるわけない。何もやってないんだから」
直言は弱弱しく言う。しかし、それでも、獄中での高井との約束を守るため、裁判では「やった」と証言すると、頑なに譲らない直言。
翌日、寅子からそのことを聞いた穂高先生は、彼女をある場所へ案内する。そこにはスーツ姿のいかつい男ばかりが集まっており、何と全員が共亞事件の被告人の弁護士だというのだ。
そこで、穂高先生は高らかに宣言する。
「私は、依頼人の無罪を主張しようと思っている」

弁護人軍団と力を合わせ、国を相手に戦う覚悟。猪爪家は孤独じゃない!
いろいろなことがあった本日の【虎に翼】。
寅子は仲間の手を借りながら、ようやく直言の罪がいわれのないものであることに辿り着きました。
はるさんが書き溜めていた日記が鍵となるなんて、灯台下暗しですね。ですが最初のスタートが切れて、まずは一安心。
そして寅子は歴戦の弁護士の方々と共に無罪を主張するために戦っていくようです。寅子は1人じゃない。とても心強いですね。
個人的には花江がよかったです。はるとバチバチしていた頃もありましたが、今ではすっかり家族の一員としてはるを鼓舞する姿には思わずウルッと来てしまいました!
弁護人たちは頼りない!? 寅子の行動が彼らを動かすことに期待するネットの声
穂高先生、多分策士なんだけど人を乱数要素だと思っていそうで「無罪を主張しようと思う!☝」とか言ってるけど、実際の方法については「これから考える」とか言い出しそうな雰囲気ある。