【サッカー良書】息子3人をプロサッカー選手に育てたレジェンド高木豊の育成論。

サッカー良書

那須大亮チャンネルで高木三兄弟の父親である高木豊が自分の育成論を語った。

「息子三人をプロサッカー選手にして野球界からは怒られた」と語る高木豊は野球界でベストナイン3回、盗塁王1回、ダイヤモンドグラブ1回を獲得したレジェンド。

野球ファンにとっては「スーパーカートリオ」のひとりとしても記憶に残っている。

「野球は幼稚園児ではできないから、まずサッカー」。

「息子がしたいと言った思ったことをやらせないわけにはいかない」と語る高木豊。

特に「野球は幼稚園児ではできないから運動させるためにサッカーをやらせた」という言葉はサッカー、野球両面の普及という意味で興味深い言葉だ。

しかし長男の俊幸は小学一年時に「野球をやりたい」と言ったため、一度サッカーをやめたそう。しかしういかにレジェンドの子と言えども小学一年生では野球はうまくできない。

次男の善朗が幼稚園で活躍する姿を見て2年の時にわざわざユニフォームを着て「サッカーをやりたい」と高木豊に告げたという。

「うまいね、すごいね」と褒められる弟の善朗に俊幸が嫉妬したというわけだ。

個で打開する長男、パスで周りを使う次男、キャプテンシーの三男。

俊幸のアイドルはブラジルのロナウド、善朗はジダン、三男はインザーギが好きだったというのも興味深い。

息子に与えた言葉は「謙虚でいろ」。

「謙虚でいろ」、また「人のせいにはするな」と教えたという高木豊。

自分は風間八宏とサッカーチームを作ってサッカーの難しさを知った時に、技術的なことを語る事はやめようと思ったそう。

またヴェルディユースの「送り迎えもだめ」という方針の中で息子たちが自立できたのでとも語っている。

また、親は「自分を重ね合わせるから腹が立つ」、という金言も残した高木豊。

「ウチはプロになって当然」とも述べるが、確かにジュニア時代の高木大輔は立っているだけでソレとわかる雰囲気を持っていた。

長男の高木俊幸はセレッソ大阪、次男の善朗はアルビレックス新潟、大輔はガンバ大阪に所属。それぞれのチームで活躍を見せている。

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