こんにちは、朝ドラみ隊です。
わーいよねさんだー!!
怒りをハッキリ口にしてくれる彼女がとても好きだったりします
【虎に翼】第7週1話あらすじ
寅子から花岡の話を聞いた花江は、絶対にプロポーズだ!と胸躍る様子であれやこれやと寅子に口出しする。それらをすべて跳ねのけていく寅子に対し、であればせめて口紅をつけていけとアドバイスする花江。口紅の変化に気づけるような男はほんの一握りしかいない。それは彼女なりのいい男の見極め方というわけだ。
花江の言葉を気にしないようにする寅子であったが、街で仲睦まじい様子のカップルを見てしまうといやでも思考はそちらに向いてしまう。寅子はついに決断し、ワンピースを縫うことに。が、1人ではうまくいかず、はると花江に手伝ってもらいながら、なんとかワンピースを完成させるのだった。
花岡、玉砕
花岡との約束の場所はお洒落なレストランだ。花岡は寅子を見るなり服装を褒めてくれた。お店といえば甘味処竹もとしか知らない寅子にとって、思いついたのはここだったのだが、花岡も同じようなものだと聞いて寅子は一安心。食事をしながら寅子は現状を話しつつ、自分の夢を生き生きと語る。一方花岡はどこか悲しそうな、寂しそうな表情。
「ここでの初めての食事が花岡さんとで、とっても嬉しいの」
屈託なく笑う寅子を見た花岡は、そのまっすぐさが羨ましく感じた。そして彼は切り札をきる。
「実はさ、春から佐賀地裁に赴任することになった」
「そう。なかなか会えなくなるわね」
花岡にとって渾身の切り札も寅子には通用せず、2人はそのまま粛々と食事を続けるのだった。
別れ際、花岡は寅子を駅まで送っていくと提案するが、寅子はこれをすげなく拒否。すると花岡は突然足を止めてしまった。しばらく待っても花岡は動かない。寅子が様子をうかがっても、花岡は動かない。寅子は意を決して自分から別れを切り出すことに。
「じゃあ、気を付けてね。お互い頑張りましょうね!」
花岡は寅子の手をゆっくりと握り、そして未練を断ち切るように手放す。その後、去り行く花岡が寅子を振り返ることはなかった。
よねとの再会。猪爪”先生”誕生!
昭和15年(1940)、春。
直明が帝大合格を目指し、岡山で寄宿舎生活を送ることになった。別れがあれば出会いがあるのも春という季節。いつものように出勤した寅子は、事務所で久しく見ていなかった人物を目にする。
「えぇ!? えぇ~~っ!? どうしてよねさんが!?」
よねは今年も試験に落ちたものの、雲野と出会い、勉強がてら仕事を手伝いに来たらしい。仲がいいのか悪いのか。いつものやり取りを繰り返した2人は、昼休みに轟と出会う。
「そうか! お前まだ勉強続けてたのか!」
轟に対して喧嘩腰に返すよねだったが、轟は素直に嬉しかったのだ。花岡が佐賀に行ってしまい、寂しかったのだろう。その話を聞いたよねの反応は微妙なものであった。
そして同年、10月。
寅子はついに弁護士の名刺を手に入れる。事務所の皆も盛大に祝ってくれる中、扉の外でよねは静かにたたずむだけだった。名刺を寅子から受け取った直言は、愛用のスクラップブックに「でかした」と書き込んだ。
「このままじゃお前、一生法廷に立てないぞ!」
しかし、寅子の弁護士生活は早速暗雲の兆しを見せていた。第一に、雲野の人情経営による給料未払い。第二に、依頼人が寅子に弁護されることを嫌がる事態が立て続けに発生。よねは寅子と一緒に来たいつもの甘味処で怒りをあらわにする。
「何が別の方だ! 女が嫌だって言え! アホ!」
よねをなだめる寅子であったが、よねはこう続けた。
「このままじゃお前、一生法廷に立てないぞ!」
その予言は的中してしまうのであった。

花岡との別れ、よねとの再会。暗雲立ち込める猪爪先生頑張れ!
あんなに恋心を折ってくる女性もなかなかいないんじゃないだろうかという感じの今朝の寅子。さすがに花岡がちょっと可哀そうでした。できる一握りの男はつらい……。
個人的にはよねさん再登場が非常に嬉しかったです。いつかの回で寅子が言っていたように、ずっと怒っているのもなかなかにしんどいものです。寅子は自分に非を探してしまうところがあるように感じる中、素直に怒りを表現してくれるよねさんは見ていて気持ちがいいです!
見事玉砕した花岡の心情を察してしまうネットの反応
あまりにもほろ苦い初恋の終わりだった……。