こんにちは、朝ドラみ隊です。
ずっと待って、待って、待って、ようやく皆と再会! 嬉しすぎて涙が……
【虎に翼】第22週5話あらすじ
普通の結婚式では心躍らない寅子のために直明が用意した、『心躍る結婚式』。
明律大学の同窓を集め、寅子の結婚を祝福してもらうというサプライズは大成功に終わった。
そして昭和31年、春。ついに寅子と優未が引っ越す当日がやってくる――
最高に心躍る結婚式
寅子の結婚を祝福したい直明。しかし寅子に式を挙げるつもりはありません。
そこで考えたのが、寅子の同窓を集めるというサプライズでした。
(久保田)主文。私たちは申立人の夫婦それぞれの姓での婚姻関係を認める
(中山)理由。民法において、夫婦はどちらかの氏を名乗ることを決められてはいるが……
(涼子)姓を変えることは、夫婦どちらかの社会生活に不利益や不都合をもたらす恐れがある
友人たちは、寅子の感じていた不安を1つ1つ言葉にしていきます。
(香子)名前を変えることで、自分が失われたと感じる人もいる。夫婦のどちらかがそれを追うのは平等とは言えないのではないか
(梅子)同じ姓を名乗ることが、夫婦や家族であることの証にはならないと考える人もいる
(玉)同じ姓を名乗るか、それぞれの姓を名乗るかは、申立人の夫婦間で、自由に決定するべきである
(よね)それは、憲法により保障された権利のはずである
(轟)……我々の主張には法的拘束力はないが、これを2人への結婚の祝いの言葉とする
(寅子)…………心躍る結婚式を、ありがとう
寅子にとって、これほど嬉しい祝福はありませんでした。
皆を集めたのは直明の手紙
(轟)え~ では、明律大学法学部 同士の再会を祝して~……
(全員)乾杯っ!!
久しぶりに集まった同窓たちに気を利かせ、直明と航一は2人で飲みに行くそう。
最初の1杯を景気よく飲み干し、寅子は早速最大の疑問を皆にぶつけます。
(寅子)それで、いつから準備していたんですか?
(涼子)実は直明さんからお手紙をいただきましたの。『姉の結婚式を祝福したい』って
その後、皆で準備を進めていた時にヒャンが事務所を訪れ、以降は皆で準備を進めたそうです。
準備段階では『新説・毒饅頭殺人事件』なる法廷劇が執り行われる予定だったとか。
(よね)いい年こいて芝居なんかできるか!
先輩組も法曹界で活躍中!
(寅子)あっ、でも驚きました。中山先輩が今は検事をなさっているだなんて!
(中山)えぇ、実は……夫が……君にはやっぱり法律の世界がよく似合うって…………
(寅子)素敵な方ですね
中山先輩が検事として働く一方、久保田先輩も法律の道を諦めたわけではありません。
(轟)久保田先輩も弁護士を続けているんですよね
(久保田)あぁ、鳥取でな
そんな久保田先輩には、寅子にどうしても言いたいことがありました。
誰もが皆、必死だったあの頃
(久保田)佐田君、ずっと言いたかったんだ…… あの時は君にすべてを背負わせてしまって、すまなかった
(寅子)いや、そんな、謝られることじゃないです! 今考えれば、もっとうまくやれる方法があったんでしょうけど…… あの時はしかたなかったんです。先輩も、私も
それよりも寅子は、今こうして、2人が法の世界で活躍していることの方が嬉しかったのです。
(香子)トラちゃん、私からも言わせて。……ありがとうね、みんなに会う機会をくれて
直明から手紙を受け取ったヒャンは、出席すべきか非常に迷っていました。
しかし、ある時気付いたことがあったのです。
(香子)……これを逃したら、一生皆に会えないんだって思ったら、怖くなって……
戦争を通して様々な苦労を抱えてきたヒャン。
しかし彼女も、心の底ではずっと、皆に会うきっかけを探していました。
(梅子)少なくとも、誰もが、みんなに合わせる顔がないと思っていたでしょうね
受け継がれた『燈台』の看板
(涼子)まさか新潟にまでいらしてたなんて
(玉)今度来るときは、私たちのお店にも寄ってくださいね!
(寅子)今度皆で遊びに行きましょうよ。ライトハウスのハヤシライスは絶品なんです!
(よね)……ライトハウス?
よねの呟きを聞き、涼子は店名を『喫茶 燈台』から拝借したと告白します。
涼子と玉にとって、あの店は『喫茶燈台・新潟支店』なのだとか。
(玉)ご迷惑でしたか?
(よね)いや……マスターも喜んでいる
なりたい自分とは違うけど、最後にはいい方向に流れる明律大学法学部
(梅子)でもあの頃は想像もしていなかったわ……。いつの間にかよねさん轟さんと、家族のようなものになっていくだなんて
(轟)「のようなもの」ではなくてだな! 俺たちは誰が何と言おうと家族だ! なぁ、山田!
(よね)知るか あほ
皆が笑顔で笑いあう空間を見て、ヒャンは「やっぱり」と呟きました。
(香子)あの頃のなりたい自分とは違うかもしれないけど、でも私たち最後にはいい方向に流れます!
皆が皆、互いの顔を見合って笑顔を浮かべます。
その様子を見ていた寅子の脳内に、1つの提案が浮かびました。
(寅子)次は、みんなで海に行きましょうよ。今度はきれいな、青い海に
(香子)懐かしい、いいですね
(梅子)今度は轟さんと久保田先輩、中山先輩も一緒に
優未、航一を信じているから新生活に不安はない
喉が枯れるまで泣いて笑った同窓会も終わり、昭和31年の春。
直治の見事なサックスに見送られながら、寅子と優未は星家へ引っ越しを実行します。
(直治)優未、いじめられたり嫌なことがあったら、言うんだぞ
(道男)あぁ、俺たち全員で乗り込んでいくからな
(優未)はて? なんで私が嫌な目にあう前提なの?
星家に引っ越すことについて、優未は何の不安も感じていないのだそう。
(優未)だって航一さんは、お母さんと優未が大好きなんだもん。絶対味方でいてくれるよ

来週はようやく星家がクローズアップ!? 主役は優未ちゃんかも
不穏な空気が漂う次週予告。
いつの間にか優未が麻雀をうてるようになっていましたし、来週の主役は優未なのかも?
さて、今回寅子が級友たちと過去を振り返る隣で、一人神妙な表情をしていた人物がいます。
そう、我らがよねさんです。
今回はよねさんの心境の変化を皆のセリフと共に考察します。
(涼子)本当は法廷劇をやろうというお話もございましたのよ
かつて轟は参加できなかった法廷劇。よねさんは芝居を理由に拒否していましたが、彼女は当時、劇を妨害する男子生徒に暴力をふるったことで処分を下されていました。
その後、よねさんは店のキャストに生理痛軽減のツボを聞き、それを寅子が広めます。
この件をきっかけに、一匹狼だったよねさんが他の人と触れ合うようになります。
学生時代の眩しい思い出ではありますが、大人になってから思い出すとなかなか恥ずかしく感じてしまったのかもしれません。
(※当時の詳細な内容についてはこちら👇)

(久保田)あの時は君に全てを背負わせてしまってすまなかった
(寅子)今考えれば、もっとうまくやれる方法があったんでしょうけど……
寅子とよねが致命的な喧嘩別れをしたすぐあと、空襲が始まりました。
「もっと言い方があったかもしれない」「もっとやり方があったはず」
寅子が後悔していたように、よねさんも同じように思っていたのではないでしょうか。
(※当時について、詳しくはこちら👇)

(香子)多分ずっと、きっかけを探していたんです
恐らくこの言葉が全てなのではないかと思います。
ずっと、会うきっかけを探していた。ずっと謝るきっかけを探していた。
だからこの言葉の後に、よねさんの表情が映し出されたのではないでしょうか?
(梅子)そうね、少なくとも、誰かが、皆にあわせる顔がないと思っていたでしょうね
この言葉をすかさず否定したよねさん。
あわせる顔がないのではなく、切り出すきっかけが見つからなかっただけ……。
実によねさんらしいのではないでしょうか!
綺麗な海へのリベンジが非常に楽しみです!
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ネットの反応
直明くん寅ちゃんの交友関係を一生懸命調べて把握したんだろうな ヒャンちゃんも寅ちゃんからみんなの近況は聞いてたから梅子さんに会いに行ったんだろう 先輩達もあの時は挫けたけどちゃんと立ち上がったんだ。皆最高だよ