こんにちは、朝ドラみ隊です。
寅子も有名人になり、いよいよこれまでとは違う展開が描かれそうな期待感にワクワクです!
【虎に翼】第14週1話あらすじ
『愛のコンサート』後のラジオで、有名歌手りつ子のお墨付きを受けた寅子は仕事に忙殺される毎日。
さらに降ってわいた『日常生活と民法』という本の改稿作業。
そこで寅子が出会ったのは星長官の息子である『非常にやりづらい』男性でした……。
日本一有名な判事補、佐田寅子
寅子は家庭裁判所についての取材を受けていました。
(寅子)少年たち、そしてご家庭をよりよい理想的な環境に導く手助けをする。つまり……
(多岐川)愛の裁判所!
突然割り込んできた多岐川に、記者の方も苦笑い。
寅子が単身取材を受けるきっかけとなったのは、去年のコンサートでした。
見事な歌を披露したりつ子が、ラジオにて寅子を熱く推したのです。
以降寅子に相談に乗ってほしい女性が爆増。
サインを求められることもあるなど、寅子は日本一有名な判事となってしまいました。
私生活を犠牲にしてでもなお足りない”周囲の納得”
小橋たちとお昼を囲む寅子。
話題はつい先ほど怒鳴り込んできた壇と浦野のことです。
(小橋)単純に面白くないんだろ。
(寅子)はて?
(小橋)取材に講演会に雑誌連載……まだ半人前の判事補が、裁判官の誰より目立っているのは面白くない
壇と浦野の仕事にかける情熱を知っている寅子は、小橋の言葉を否定しました。
しかし、何故彼らが怒っているのかは分からないまま。
すると多岐川が寅子の前に立ち、言うのです。
(多岐川)周りが納得する仕事がまだ出来ていない証拠だぞ、佐田君
(寅子)私はいつも 確実に、しっかり仕事をこなしています
(多岐川)それを決めるのは君ではない
寅子と多岐川は互いを見つめあい、決して目を逸らしません。
逸らせば自分の非を認めることになってしまうから。
和やかな昼食の時間は、たちまち緊張の時間へと変わってしまいました。
家のことは花江任せ。娘に会えない日々を送る寅子
(寅子)私はいつも 確実に、しっかり仕事をこなしています
寅子がそう言い切るのには理由がありました。
彼女は仕事が抱えきれないほど増えても、必死にこなしているのです。
優未が起きている時間に帰ることはまずありません。
酷い時は朝帰り。早く帰る事ができても持ち帰った仕事を家でこなす毎日。
寅子は私生活を犠牲に、必死で仕事をこなしているのでした。
桂場・ライアンからの非公式呼び出し
ある日、寅子は竹もとで待ち合わせをしていました。
お茶を持ってきてくれたのは梅子。彼女は轟の元で暮らしつつ、竹もとで働いているのです。
働き手が増えたことでよねと轟は仕事に集中でき、事務所で養う子供も増えていました。
やがて待ち人が到着します。
(寅子)御用があるなら私から伺いましたのに
(ライアン)好きなんだよ。桂場くんがおだんごを食べてるところを見るのが
寅子の待ち人とは、桂場とライアンでした。
どうやら仕事の話ではない様子。ライアンは寅子に1冊の本を渡しました。
寅子の愛読書『日常生活と民法』の改稿依頼
ライアンが取り出したのは、星長官が大正15年に出版した『日常生活と民法』という本。
この本は、学生時代寅子の愛読書でもありました。
今回の話とは、『日常生活と民法』の改稿を寅子に手伝ってほしいというものです。
(ライアン)民法改正に関わったサディだからこそ書けることがあるんじゃないかって
(桂場)断ってくれていい。目が回るような忙しさだろ。無理をしてまた……
(寅子)また? ……心が折れて逃げ出すんじゃないかと?
桂場は何も言いませんが、寅子を心配していることは明白。
真意に気付いた寅子とライアンはニヤリと笑います。
(寅子)……でも、桂場さんなら引き受けますよね?
こうしてまた1つ大きな仕事を抱えることになった寅子。
事後報告で家族に伝えるも、優未は寅子に背を向けたまま。
さすがの花江も困り顔を浮かべるのでした。
やりづらそうな男・星航一との出会い
来る休日。
改稿作業のため長官室を訪れた寅子は、星長官の息子 星 航一と出会います。
多忙な父に代わり、改稿作業を手伝うことになったという彼。
(航一)しかし驚いた……。”あの”佐田寅子さんが手伝ってくださるとは……
(寅子)……”あの”とは?
(航一)…………気になさらない方がいい
質問をのらりくらりと躱し、多くを語らない航一。
寅子は航一に対し、非常にやりづらい人であると感想を抱くのでした。

ついに登場、星 航一! でも相性はよくなさそう……?
ついに星航一が登場しましたね!
甘いルックスに対し、なんともやりづらそうな男性でした。
実は彼、寅子の結婚相手なのではと考察しています。
寅子のモデルとなった三淵さんは、生涯に2度の結婚をされています。
そのうちの1回が優三さんのモデルとなった方。
2回目が三淵乾太郎さんという方です。
彼についての詳細はこちら👇の記事をご覧ください!

もっと運命的な出会いかと思ったら、なんだか2人の仲は良くなさそう……。
『虎に翼』はあくまでドラマですから、寅子がどんな人生を送るのか、楽しみにしながら明日を待ちたいと思います!
ネットの反応
長く朝ドラを見てきた身としては、もう最終週かなという感覚だけれども、実際はまだ半分。今作の物語の濃密さに脱帽