こんにちは、朝ドラみ隊第7話です。
大志を抱いて入学するも、どこかあきらめ気味なクラスメイト達。彼女たちを一喝するスーツの女性、よね。彼女を追いかけていった先で寅子が目にしたものとは……!?
第2週【女三人寄ればかしましい?】第2話あらすじ
「法律を校則か何かだと思ってんの?」
「法律とは、自分で解釈していくものと言いますか……」
その問いに対する答えを見つけられないまま、早1週間。寅子にもよく行動を共にする相手が出来た。華族の桜川涼子(さくらがわ りょうこ)、最年長の大庭梅子(おおば うめこ)、留学生の崔香淑(さい こうしゅく)、そして寅子の4人はクラスの”変わり者”として、一緒に昼食をとることが多かった。
そして、変わり者はもう1人。いつもスーツ姿の山田よねである。触れれば切れるナイフのような女性である彼女は、授業中に居眠りをしたクラスメイトに対し「出ていけ」と言うなど、あえてクラスの輪から外れるような行動をとり続けていた。
そんなある日、寅子から帰った寅子は、衝撃的な新聞記事を目にする。
『女に法律? 全国の変わり者乙女たち一同に介す』と銘打たれた記事には、寅子が入学式の日に受けたインタビューが掲載されていた。ところが。
『教授の力説に対し、新入生は意味が理解できているか怪しいと困り顔』『やはり女に法律は無理なのか……』
悪意ある切り抜きに怒りを通り越してあきれ果てる寅子。昼食中、そのことについて桜川たちと話していると、突然女性の泣き声が聞こえてきた。
声の主は1人の先輩。
「法改正は、今年度も延期になったそうだ」
婦人の弁護士資格取得の法改正。それを女子部の誰もが望んでいるはずなのに、どこか「やっぱり」という空気が漂っている。寅子は「来年こそは」と先輩を励ますが、去年も同じだったとさらに泣く先輩。どこまでも沈んでいく空気に寅子がどうしたものかと悩んでいると。
「めそめそへらへら……全員鬱陶しい!やめちまえ!」
よねが声を張り上げ、そのまま校舎を出て行ってしまうのだった。
足早にどこかへ向かうよねを追いかける寅子。辿り着いた先は、東京地方裁判所だった。勝手がわからずおろおろしていた寅子は、親切なおじさんの助けを借りて、”つまらない”民事裁判の傍聴をすることに。
そこにはよねもおり、2人は案内人に連れられ法廷へ向かうのだった……。
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