こんにちは!朝ドラみ隊です。
今回から第2週【女三人寄ればかしましい?】が始まりましたね!
『かしましい』とは『姦しい』と書き、
『女はおしゃべりだから、3人も集まれば騒がしくて仕方ない』という意味のことわざなのですが…… いやー凄いこと言いますよね(笑)
前回は『女が賢く振舞おうとしても、大局を見通せず失敗する』ということわざに対して『女性法律家が誕生する未来を見据えて動き出す』お話でしたから、今週は『女性たちが言葉を交わしあい、ぶつかり合いながら進んでいく』ようなお話になるのではないでしょうか?
それでは今回の話をふりかえっていきましょう!
第6話本編はこちらから!

第2週【女三人寄ればかしましい?】第1話あらすじ
昭和7年(1932)、春。
「では、地獄へ行ってまいります」
明律大学女子部入学者は60人。新入生代表は華族の桜川涼子が勤め上げた。達者な英語を用いてスピーチをする桜川を見て、優秀な女性が集まる環境であることに心躍らせる寅子。
ところで寅子に辛辣な言葉を浴びせた桂場という男は臨時の教師だったようで、普段は東京地裁の判事をしているらしい。はるが桂場を言い負かした件もあり、顔を合わせにくかった寅子はほっと胸をなでおろす。その後、校内で迷子になった寅子は、前を歩いていた人物に道を尋ねようと声をかけた。
「……何?」
スーツがよく似合うその人物もまた、寅子と同じ女子部の新入生だったのが、彼女は入学式は時間の無駄だと判断し、出ていなかったらしい。不愛想に先を行く彼女に着いていった寅子は、どうにか女子部の校舎に到着する。
寅子たち新入生を迎えたのは1期生7人の先輩方。最初は80人いた1期生も、1年で7人まで減ってしまったそうだ。法服を着て校内を案内する彼女たちを、男子学生が「婚期が遅れるぞ」と馬鹿にする。先輩方は足早に女子部校舎へと新入生を連れて戻っていった。
校舎に戻るなり中山という先輩が泣き崩れてしまう。彼女は法律を学ぶことを原因に婚約破棄を言い渡されたらしく、誰もが彼女に自分の未来を重ね、言葉を失った。寅子は場を和ませようと自己紹介を提案するが、先ほどのスーツの女性に「鬱陶しい」と言われてしまう。
「お前みたいなのがいるから、女はいつまでも舐められる。迷惑だ」
反論を試みる寅子だったがうまくいかず、スーツの女性はその場を去っていく。その後、先輩方による余興として舞台にて裁判を模した劇が執り行われたが、寅子は上の空だった。
帰宅後、支度中の優三を捕まえた寅子は彼を質問攻めにする。寅子に法律とは何か問われた優三は、「自分で解釈するもの」とだけ言い残して逃げ去っていく。その回答に納得のいかない寅子は優三の後を追いかけるのだった……。
