【朝ドラみ隊】虎に翼第103話ふりかえり:寅子と航一、目指す道は同じでもすれ違ってしまう2人。気になるネットの声も調査!

虎に翼第103話 朝ドラみ隊

こんにちは、朝ドラみ隊です。

航一さん、もっと寅子と話をして、頼ってほしい……

【虎に翼】第22週3話あらすじ

「星の名字を捨てる」「そんなことは認めない」航一の一言で昼食はピリピリした空気に。

航一の結婚に対する熱い思いを聞き、寅子は自分なりに「星」姓に変わることへの納得をしようとするが、

当の航一が「結婚届を出すのはやめましょう」と言い出し――

寅子は航一に『佐田』姓になってほしいなんて言ってない

(航一)結婚したら、僕が佐田姓になる

航一の一言で、和やかな食卓の雰囲気はガラリと変わりました。

断固として認めない百合。勝手に相談したことを謝罪する優未。自分が家を継ぐと言う朋一。

(百合)この家の家長は航一さんです。航一さんは、星 航一のままでいるべきです。照子さんだってそれを望んでいるわ

(朋一)今お母さんの話する必要ある?

(航一)なるほど。百合さんは、寅子さんにそれを強いるのは平気だと

議論が白熱する一方で、寅子は航一に尋ねます。

(寅子)はて? いつ、私が航一さんに『佐田』姓になってほしいと言いましたか?

航一が「結婚」にこだわる理由

食後。星家の居間で、寅子・航一・優未の3人は反省会を行っていました。

(航一)すみません。自分の思慮の浅さに辟易します

(優未)私も……ごめんなさい

(寅子)誰も悪くないわ、謝らないで

(航一)……今僕が謝ったのは、格好つけて本心を隠していたからです

航一が隠していた本心。それは、航一が結婚したい理由と密接な関係を持っていました。

(航一)寅子さんの夫と名乗りたい。僕の妻です……と、紹介したいんです

相手と結婚するということは、世界中に「愛する人だ」と伝えること

(航一)寅子さんを妻だと紹介することは、世界中の人に「この人が僕の愛する人だ」と伝えることです

航一が語る結婚の意味を聞き、不純な愛でいいと思っていた寅子の心が揺らぎます。

しかし、それでも、どうしても寅子は『星』姓を名乗ることに抵抗を感じてしまいます。

(寅子)私は……佐田寅子として、弁護士・佐田寅子として、裁判官・佐田寅子として歩んできた道をなくしたくない……あっ!

妙案を思いついた寅子。早速次の日に行動に起こすのでした。

名前の差1つで裁判への信頼が揺らぐなど、あってはならないこと

(寅子)私が法的に星 寅子になったとしても、仕事の上で佐田寅子を名乗ることは出来ないでしょうか?

(桂場)そんなもの、駄目に決まっているだろ

結婚することは一向にかまわない。

しかし、今後書類に寅子が記名する際、戸籍と違う名字であることを指摘する人が必ずいる。

その僅かな違いで、裁判の結果に傷がつくようなことはあってはならない。

(寅子)……分かりました

桂場の言い分に納得した寅子は謝罪の意を込めて頭を下げます。

頭をゆっくりと上げた寅子に、桂場は問いかけました。

(桂場)そもそも、なぜそんなくだらんことにこだわるんだ

(寅子)……はて?

言葉足らずの桂場

(寅子)桂場さんにもこだわりたいものがありますよね? どうしてもこだわりたいことが人にはそれぞれあるんです。私のこだわりをくだらないと断じられる筋合いはありません! ……失礼します

一礼し、部屋を出ていこうとする寅子。

寅子が扉に手を伸ばそうとしたとき、室内に桂場の大声が響きます。

(桂場)失言だった!! ……要望は認められんが、今のは君の言うとおりだ

轟の知り合いたち

(轟)なあ、佐田。次の休み、娘さんとお相手と一緒に事務所に来ないか? この前、俺たちの話をもっと聞きたいと言っていただろ

轟に誘われ、休日の事務所を訪れた寅子・優未・航一の3人。

事務所には既に轟と遠藤を含め5人が集まっていました。

(遠藤)僕の友達の千葉さんと、おつきあいなさっている秋田さん。……で、上野でバーを経営されてる山田さん

(山田)私は男の体で生まれたけど、女の体になるように性転換の手術を受けました

(優未)性転換?

(山田)そう、今日はよろしくね

諦め

今日の集まりの目的は、路上生活を送る子供たちのためにおにぎりを握ることです。

和気あいあいとおにぎりを握る中、山田は寅子に声をかけます。

(山田)で? 私たちと話したいんでしょ? なんでも聞いてよ

(千葉)安心してください。僕らも話したくないことは話さないから

その言葉に甘え、寅子はとつとつと質問を口にし始めました。

自分の恋愛対象について気付いたのはいつか。気づいたとして、その事実を伝えるか、伝えないか。

(山田)私は自分が望んで手術を受けた。でも、頑張って理由を考えたり、説明したりしなきゃ自分が認められないことがずっと苦しいの

(千葉)僕らだけいつも理由が求められる

(優未)本当だ、理由なんていらないのにね

(よね)一つに決めつけるな。理由がいるときだってある

よねは女性を捨てたかった。その手段が男性の恰好で、男性の振る舞いをすることだったのです。

(遠藤)自分が何者かを誰かに分かってもらう必要もない。

(秋田)そうそう。俺達がお互いを分かっていれば

しかし、寅子はどうしても彼らの結論に納得がいきませんでした。

結婚はやめましょう

(遠藤)あっ、そういえばプロポーズ お受けになるんですか?

(寅子)ええ、そのつもり。実は今日の帰りに彼にも伝えるつもりです

夕方、片付けの際に話しかけてきた遠藤と轟。

(轟)名字はどうするんだ?

(寅子)……色々と試行錯誤したけれど、私が折れるのが一番の近道のようなの

(轟)つまり納得いってないってことじゃないか!

佐田寅子を失う恐怖はあれど、星寅子として、航一を「自分の夫だ」と言いたい。

覚悟を決めた寅子に、遠藤は助言をくれます。

(遠藤)自分が曲げたくないものを折るって、自分も、折らせた相手も傷つける事なんです

咄嗟に否定しようとする寅子の耳に響く、階段を下りる音。

足音の正体は航一でした。

(航一)寅子さん。僕たち、結婚するのやめましょう

「結婚したら佐田航一になる」猛反対の百合

そして日曜日。寅子と優未は再び星家を訪れていました。

 

和やかな昼食の場で、航一は覚悟を決めたように話始めます。

(航一)今日、皆にも話そうと思っていたんだ。……結婚したら、僕が佐田姓になるって

航一の名字が変わっても、朋一たちとの親子関係がなくなるわけではない

何より、航一自身『星』という名字に思い入れがない。

だから、自分が佐田姓を名乗る。

航一の言葉に最も早く反応したのは、意外にも百合でした。

(百合)そんなこと絶対いけません! 私は絶対に認めませんよ!

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言葉足らずの桂場さん

今日の放送でモヤッとした桂場さんの「くだらんことにこだわるな」をの意味を考察します。

 

単刀直入に。

そもそも、何故そんなくだらんことにこだわるんだ

これには続く言葉があったと私は考えています。例えば……

名字が変わったとしても、積み重ねてきたものがなくなるわけではないだろう

なんて、どうでしょう。

昨日の脳内(猪爪)寅子が言っていたように、佐田になった瞬間に猪爪寅子がなかったことになったわけではありません。今も交流の続くよねさんや轟くんなどは猪爪寅子時代に得た戦友です。

 

もやっとしたといえば、ラスト航一さんの「結婚止めましょう」発言ですが、こちらはヒキの言葉なので、明日すぐにでも回収されるものだと思います。

そのうえで考察するなら、轟の友人たちの「他人に認められなくても、周囲が分かってくれればそれでいい」という考えが腑に落ちた可能性がありそうです。

寅子と航一さんの考えていることがかみ合わなくてつらいです。目指している方向は一緒なのに……。

 

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ネットの反応

恋愛には全く興味は無いのに周りの人の恋心の察知能力はちゃんと有って、轟と時雄さんの後押しもしていそうなよねさん、どこまでもよねさんで更に大好き!

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