こんにちは、朝ドラみ隊です。
虎に翼がクライマックスを迎え、新しい朝ドラ『おむすび』がいよいよ始まろうとしています。
今回は『おむすび』の事前情報をまとめ、そこから現状できる範囲での考察を行っていきます!
【おむすび】
『おむすび』とは?
2024年9月30日(月)より放送開始を開始する111作目の朝ドラで、制作はNHK大阪です。
平成元年生まれのヒロインが、栄養士として、
人の心と未来を結んでいく”平成青春グラフィティ”。
どんな時も自分らしさを大切にする”ギャル魂”を胸に、主人公・米田結が、
激動の平成・令和を思いきり楽しく、時に悩みながらもパワフルにつき進みます!
グラフィティ自体は本来、落書きを意味する言葉ですが、
1973年、ジョージ・ルーカス監督の映画『アメリカン・グラフティ』公開以降、
青春グラフィティという単語が、青春時代の甘いエピソードを落書きのように綴る――という意味で使われるようになりました。
今作『おむすび』も、恋愛物語的な側面を持っているのかもしれません。
『おむすび』序盤のあらすじ
自然豊かな街、福岡県糸島市で暮らす主人公・米田 結(よねだ ゆい)。
そんな結は幼少期、神戸にて阪神淡路大震災を被災した経験を持つ。
その経験から、何もない平和な日々を愛する結だが、彼女の周囲には個性豊かな人物ばかり。
やがてある出来事をきっかけに、結は「人の役に立つ喜び」を知る。
それ以来、結は栄養士を目指し人生を歩んでいく。
「人は食で作られる。食で未来を変えていく」との考えを胸に、
家族や身近な人のためから始まった結の行動は、やがて全国の人々の幸せへと繋がっていく――。
『おむすび』の脚本家・出演者・主題歌
◆脚本家:根本ノンジ
『正直不動産』や『パリピ孔明』など、ユーモアあふれる脚本から『相棒』や『監察医朝顔』などのシリアス色の強い作品も手掛ける脚本家。
朝ドラの脚本は今作が初。脚本決定後のインタビューでは今作について、
「『おむすび』では平成を生きた人々の姿を生き生きと描きたい。」
「ヒューマンものではあるが、コメディも前面に出していきたい」と語っている。
~「朝ドラ」初登板!『正直不動産』『ハコヅメ』でおなじみの脚本家・根本ノンジが語る『朝ドラ論』 FRIDAY DIGITAL~
◆ヒロイン・米田結 役:橋本環奈
小学3年生で「テレビに出たい」と思い、福岡の芸能事務所に所属。
2009年頃に是枝裕和監督の映画『奇跡』のオーディションに合格し、映画初出演。
当時アイドルだった橋本の写真がネットで話題騒然となり、以降数々の作品に出演する。
ドラマ以外では映画『セーラー服と機関銃』『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』や、舞台『千と千尋の神隠し』などに出演。NHKドラマは今作が初出演となる。
◆ヒロインの姉・米田歩 役:仲 里依紗
少女漫画雑誌主催のオーディションに合格し、芸能界入りを果たす。
2006年に映画『時をかける少女』の主役の声優を果たし、4年後には舞台で主役も務める。
2010年、映画『ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-』でヒロインを演じ、その後日本アカデミー賞など、数々の映画賞を受賞。NHKドラマにも数多く出演し、中でも2020年連続テレビ小説『エール』や2023年『大奥』などは記憶に新しい。
◆ヒロインの父・米田聖人 役:北村 有起哉
父は北村和夫、姉は女優の北村由里、妻は女優の高野志穂。自身も高校時代から俳優を目指し、1998年、舞台『春の目覚め』と映画『カンゾー先生』にて俳優デビュー。以降、舞台を中心に、役柄を問わず活躍。朝ドラは『わろてんか』『エール』に出演。
◆ヒロインの母・米田愛子 役:麻生 久美子
1995年、映画『BAD GUY BEATH』にて映画デビュー。当時は女優業に興味がなかったものの、マネージャーに参加を勧められた映画『カンゾー先生』のオーディションに合格。無名の状態から一気に日本アカデミー賞等、数々の賞を受賞する女優として名を響かせる。大河ドラマ『新選組!』『いだてん~東京オリムピック噺~』に出演した過去を持つ。
◆ヒロインの祖父・米田永吉 役:松平 健
石原裕次郎に憧れ俳優を目指し、1972年にテレビドラマ『マドモアゼル』にてデビュー。1978年に『暴れん坊将軍』の主役に抜擢され、以後時代劇のスターとして認知される。大河ドラマにも数多くの出演歴を持ち、1977年の『花神』から、2022年『鎌倉殿の13人』等にも出演。
◆ヒロインの祖母・米田佳代 役:宮崎 美子
小学生の頃からミュージカルやアナウンスに興味を持ち、博識なことで知られる。1979年にスナップ写真のコンテストにて最終選考に合格。以降CMを中心に活躍する中で、1980年ポーラテレビ小説『元気です!』にて女優デビュー。その後も火曜サスペンス劇場、大河ドラマ、金曜プレステージなど、数々の作品に出演している。朝ドラは『風のはるか』『ごちそうさん』以来3度目の出演。
◆四ツ木翔也 役:佐野 勇斗
ジュノンボーイとしてスカウトを受け、2015年の映画『くちびるに歌を』で俳優デビュー。2016年のテレビドラマ『砂の塔~知りすぎた隣人』で注目を集め、2019年5月、映画『ちはやふる-結び-』での評価を受け、日本映画批評家大賞・新人男優賞を受賞。配信ドラマや映画などを中心に活躍中。
◆古賀陽太 役:菅生 新樹
兄は俳優の菅田将暉。2020年にCM初出演を果たしたのち、2022年テレビドラマ『初恋の悪魔』にてテレビドラマ初出演を果たす。その後ドラマの出演を重ね、『おむすび』の若手オーディションに参加。男性391名の参加者の中から選考を勝ち抜く。朝ドラは今作が初出演。
◆主題歌:B’z『イルミネーション』
ギタリスト・松本孝弘とボーカリスト・稲葉浩志の2人からなる音楽ユニット。1988年にデビュー後、『太陽のkomachi Angel』が初のオリコンチャート1位を獲得後、これまでにシングル15作品、アルバムは19作品がミリオンセラーを達成している。朝ドラへの楽曲提供は今作が初。
『イルミネーション』制作秘話の中で2人は「笑って泣いて、山を越え谷を越え、辿り着いた場所には無償の愛情に満ちた輝きを放つイルミネーションが待っている。そんな希望を持ちながらこの主題歌を作りました」と語っている。
~次の朝ドラ「おむすび」主題歌、B’z『イルミネーション』に決定! シネマトゥデイ~
考察:何故ギャル? 何故栄養士?
9/20現在、『おむすび』の情報は主に公式ホームページとX(旧Twitter)にて発信されています。
その中で、物語に大きく関わってきそうな情報を考察していきます。
1.予告のセリフ「平穏無事に生きるのが夢って、寂しくねえか?」とギャルの存在
主人公・米田結は幼い頃に阪神淡路大震災を経験しています。
それ以来平和が一番と考えるようになった彼女ですが、
この四ツ木の問いかけは、物語を動かす最初の鍵となるのではないでしょうか。
そしてこの問いに答えられそうなのは、自分らしく生きている福岡のギャルたち。
しかし結は同予告の中で「ギャルなんて大っ嫌い!」と発言していることからも、ギャル(あるいは姉?)と何らかのトラブルがあったことが伺えます。結とギャルの関係性の変化が、今作の見どころの1つなのではないでしょうか。
2.主人公の夢が「栄養士」である理由
阪神淡路大震災当時、家が崩壊した人々の食事はカップラーメンや菓子パン、おにぎりなど、非常に偏ったものでした。2週間を経て、炊き出しのボランティアによって豚汁が提供されるようになったものの、健康的な食事とは言えなかったようです。
そこで活躍したのが、栄養士を中心に考案された栄養バランスのよい配給弁当。
特に県立の健康センターでは、栄養を考えた上での配給が進み、被災直後にも関わらず便秘や下痢などの体調不良を訴えた住民は非常に少数でした。
報告書には「今回のように、長期間にわたり食事を提供する場合、衛生管理・栄養管理には栄養士の関与等が非常に大事である」と記されています。
9/25には、『おむすび』のノベライズ上巻が発売されます。
本日は物語前半の内容が明らかになる前に、気になった部分を考察してみました。
最後に、上記考察で参考にさせていただいた兵庫県の資料は
以下のリンクから無料で読むことができます。本編開始前の予備知識としていかがでしょうか。
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ネットの反応
環奈ちゃん主演の朝ドラ楽しみすぎる〜 福岡限定ビジュアルも環奈ちゃんのメッセージもかわいかったな 朝から元気もらえそう!