こんにちは、朝ドラみ隊です。
次回予告のブチギレ花江ちゃんが気になりすぎて仕方ないです
【虎に翼】第14週5話あらすじ
自分の仕事机に突っ伏す寅子。彼女の元を穂高先生が訪ねます。
「怒られると思っていました」「そんなことはしない。嫌われたくないからね」
なんとか和解を果たしたのもつかの間、穂高先生は心不全で亡くなります。
しかしその魂は、確かに受け継がれているのでした。
突然の穂高先生訪問。気まずい寅子
家庭局に出勤したものの、机に突っ伏したままの寅子。
(汐見)昨日そんなに酷かったんですか?
(多岐川)あぁ、あれは法曹界の歴史に残る
気まずい空気漂う家庭局の扉を力任せに開ける人がいました。
(穂高)ちょっと失礼するよ
穂高先生誇りの教え子・寅子
ただならぬ気配を感じ、皆が外に出ていくと、穂高先生は改めて寅子に謝罪しました。
(穂高)私は古い人間だ。だが君は違う。君は既存の考えから飛び出して、人々を救うことが出来る人間だ。心から……誇りに思う
(寅子)私……てっきり怒られるのだとばかり
(穂高)そんなことはせん。そんなことは……これ以上嫌われたくない
寅子にとって穂高先生が恩師であるように、
穂高先生にとって寅子は胸を張れる教え子です。
穂高先生は、自分が法曹界を去る前に、どうしても寅子との関係性を修復したかったのでした。
去り際、穂高先生は寅子に語り掛けます。
(穂高)佐田君、気を抜くな。君もいつかは古くなる。常に自分を疑い続け、時代の先を歩み、立派な出涸らしになってくれたまえ
穂高先生はやっと、自身の道のりを意味あるものだと思えたのでした。
「子供を守り育てる事は、全ての大人にその責任がある」
数日後、寅子は栄二と面談する時間を設けることに。
事前情報通り、栄二は何も言いません。寅子は本音で栄二と向き合う方針に切り替えました。
(寅子)私は本音ではね、別にご両親にこだわる必要はないと思っているの
社会を担っていく子供を見守り、育てるのはすべての大人の仕事。
栄二が頼れると思う大人がいれば、その人に打診する。
彼が口にしたのは、幼少期に何度か世話になった勝枝さんという人でした。
家裁の理想に向け、1歩前進!
(壇)喋った!?
(浦野)それで!?
寅子の情報を元に、家事部、少年部は一致団結。勝枝さんはすぐに見つかりました。
勝枝さんも栄二の監護者になることを快諾。そのおかげで栄二は保護観察で済むことに。
家事部と少年部の協力で、よりよい未来を見つける。
家裁の理想に向けて、着実な1歩を踏み出すことが出来た案件となりました。
酒と甘味の穂高先生送別会
同時期、穂高先生は心不全が原因でこの世を去りました。
夜の竹もとを貸し切り、静かに献杯する寅子、ライアン、桂場、多岐川の4人。
(ライアン)寂しいね、偉大な先輩たちが次々に旅立って
(多岐川)しょうがない。人はいずれ死ぬ。だからいつ死んでもいいように我々は全力で生きて、全てを出し切るしかないのさ
桂場はいつもよりハイペースで飲酒しています。彼なりに穂高先生の死を悼んでいるのです。
「俺の胸で泣いてもいいんだぞ?」と、多岐川。
「理想のために突き進むべき時に、そんな暇はない!」と桂場は返します。
司法の独立”穂高イズム”
(寅子)あの、桂場さんの理想とは?
(桂場)司法の独立を守ることだ! 法の秩序で守られた平等な社会を守る!
つまり、穂高イズムだろ! そうだろ佐田君!
穂高先生は、先の尊属殺規定の折、反対文を提出していました。
この度の判決は、道徳の名のもとに国民の平等を否定している。
道徳は道徳。法は法。今の尊属殺の規定は、明らかな憲法違反である。
尊属殺問題は、20年後、再び世間の関心に晒されることとなるのです。

花江ちゃん怒り爆発! 過去一の大激怒にワクワクが止まらない
穂高先生、74歳で亡くなってしまうなんて早すぎますよ……
今週のとらつばは緩急の付け所が非常によかったですよね。これも多岐川・ライアン・桂場3人衆のおかげ。
さて1週間伏線を張り続けた優未の問題が、来週表面化するようです。
次週予告から予想できる来週の展開は以下の2つ。
問題1:優未の代弁をしようとした花江ちゃんと寅子が正面衝突
問題2:裁判官という仕事が、人の人生を左右する仕事であることを実感する でしょうか。
特に問題1は1週間を通してじっくり描かれそうです。
寅子は猪突猛進なところがあるので、優未とちゃんと向き合えるかは花江ちゃんにかかっています。
声を荒げる花江ちゃんを見ていると、優未のために寅子と絶交する!とまで言い出してしまいそうな勢いですよね……。
なんにせよ、花江ちゃんの大激怒が今から非常に楽しみです!
次週予告はこちら👇

本日公開されたインタビューで、昨日の寅子の怒りを演者・伊藤沙莉さんが解説していました。
昨日の考察が大方正解だったことが発覚しました! とても嬉しいです。

以下、インタビュー記事から抜粋
演じるにあたっては、なぜ寅子は穂高にここまで怒るんだろう? と悩みました。
~中略~
きっと寅子は、穂高先生の挨拶を聞いて「今までやってきたことすべてが雨垂れの一滴だと言うの? すごいことを成し遂げた先生を尊敬していたのに、そんな後ろ向きなことを言わないでよ!」と感じたんですよね。
~中略~
もう最後だからいいや! と見逃さないのが寅子ですし、それが彼女の愛なんです(笑)
まぁいっか! でその人との関係性を終わらせたり諦めたりしない。寅子は絶対に、相手に気持ちを届けることを諦めず、関わり続けていく人なんですよ
ネットの反応
来週はついに寅子の家族回。我慢に我慢を重ねた優未とそれを見守ってきた花江ちゃん。ちゃんと本音をぶつけ合えるといいんだけど……