こんにちは、朝ドラみ隊です。
優三さんの言葉を受け、ようやく寅子が立ち上がった5/30(第44話)。
寅子のモデルである三淵嘉子さんは、寅子と同じように戦争で夫を亡くした後、別の男性と再婚されています。その方こそ三淵 乾太郎(みぶち けんたろう)さんです。
では、【虎に翼】で三淵乾太郎さんのポジションを演じるのは一体だれなのか?
実際の三淵乾太郎さんの功績と共に考察していきます!
【虎に翼 番外編】三淵乾太郎さんとは?
初代最高裁判所長官の三淵 忠彦(みぶちただひこ)の家の長男として生まれた乾太郎さん。
彼自身も司法の道に進み、判事として多くの事件に携わってきました。彼の判決で最も有名なのが、「小田原一家5人殺人事件」です。
乾太郎さんは犯人に死刑を求刑したものの、犯人が控訴を取り下げようとした際に駆け付け、控訴するよう説得したのです。その際、次のようなやり取りがあったとか。
「控訴しろといわれるあなたが、なぜ死刑の判決を下したのですか?」
「判決は合議制で、世論や法規も加味して下さなければならない。きょうの三淵は一個人として、法廷の威信を汚すことになったとしても、人間一人を救いたい気持ちでいっぱいだ」
犯人は控訴したものの、結局死刑が覆ることはありませんでした。
乾太郎さんのこの行動は、死刑に反対である自らの考えもありますが、何より犯人が少年であったことが原因だと彼は新聞の取材に答えています。乾太郎さんは青少年の更生を強く望む人だったのです。
家庭裁判所判事として5000人以上の少年少女を裁いてきた三淵嘉子さんは、彼のそういうところに惹かれたのかもしれません。
更に乾太郎さんは嘉子さんと同じようにパートナーと死別し、子供を連れていました。
考え方も境遇も似ている2人が惹かれあうのは、必然だったのかもしれませんね。

三淵乾太郎さんがモデルになっているのは誰?
では、乾太郎さんがモデルの人物。つまり寅子の再婚相手は誰なのかを考えていきます。
再婚相手候補1:桂場等一郎
まずはおなじみ桂場さん。彼のモデルは石田 和外(いしだ かずと)さんであると言われています。
共亜事件のモデル帝人事件の裁判官でもあり、寅子のモデル三淵嘉子さんが裁判官採用願を出した際に突っぱねた人でもあります。
しかし、嘉子さんは司法省で働くこととなり、後に女性初の裁判官になります。しかし、彼女が司法省で働く機会を得たのは石田和外さんの口添えあってのものだったそう。
三淵さんの人生に大きな影響を与えた人であることは間違いありませんが、どうやら違いそうです。
再婚相手候補2:星 航一
彼はまだ作中にこそ登場していませんが、2024年1月に新キャスト発表として紹介されています。
戦後、東京から新潟へ赴く寅子の運命を導く人々の1人で、法曹界の重鎮を父に持つ裁判官だと説明されていました。
乾太郎さんも初代最高裁判所長官を父に持ち、自らも裁判官として働いています。星航一がパートナーと死別しているかは今のところ分かりませんが、乾太郎さんをモデルとしたキャラクターにはピッタリなのではないでしょうか?

寅子の再婚相手は来週以降登場しそうな 星 航一!
戦争を終え、優三さんを失い、その絶望の底からようやく立ち上がった寅子。
彼女の歩む地獄道も気になりますが、彼女がどんな人と出会い、誰と結ばれるのか? 寅子の出会いも気になってしまいます。
寅子の再婚相手は本当に星航一なのか?
これからも毎朝【虎に翼】を追いかけていきます!
再び歩き出した寅子を応援するネットの反応
直言は花江に再婚してもいいと言ったけど、恐らく彼女は再婚しないだろう。でも寅子はほぼ再婚することが決まってる。優三さんに負けず劣らずのいいひとであるといいんだが