こんにちは、朝ドラみ隊です。
ラップで握ったおにぎりって最後の方にお米が残っちゃうこと、あるあるだと思います。
【おむすび】第1週5話あらすじ
恵美が体調不良になったため、風見先輩と2人で行くことになった展覧会。
しかし結は道中で体調の悪そうなスズリンを見つけ、風見先輩に謝罪し、スズリンを病院に連れていく。
その後、スズリンを心配して駆け付けたハギャレンと再会した結。相変わらず勧誘してくる瑠梨に、結は――
展覧会の朝
風見先輩と恵美との約束の日、出かけようとする結のもとへ、佳代が走ってきます。
(佳代)結、おむすび握ったけん、持ってき。
昼食は皆で食べるから平気だと断る結。しかし佳代は引き下がりません。
(佳代)ばってん、途中でおなかすくかもしれんやろ?
(結)うぅ~…… ありがと!
ピンクのカバンにおにぎりをしまい、結は待ち合わせ場所へと向かいます。
先輩と2人きりの展覧会
約束の時間に少し遅れてしまった結。ところが、待ち合わせ場所には風見先輩の姿しかありません。
(結)恵美ちゃん、遅いですね
(風見)あっ! そうやん! 宮崎、今日熱っぽいけん。来れんって。
まさかの2人きり。結は足取り軽く、先を行く風見先輩を追いかけます。
しかし結は、進行方向に思わぬ人物がいるのを目にします。
(鈴音)ティッシュお願いします。
そこにいたのはハギャレンメンバーの涼音。ふらふらの状態でティッシュ配りをする彼女に後ろ髪を引かれつつ、結は風見先輩の後をついていくのでした。
聖人、置いていなかった鋏
同時刻、永吉行きつけのスナック『ひみこ』にて。
(ひみこ)助かる~。聖人さんにカットしてもろて。
(聖人)俺も腕がなまらんで済むけん、助かります
聖人は鋏を握り、ひみこの髪を整えていました。
何をおいてでも困っている人を助けてしまう 米田家の血
風見先輩と共に会場へ向かう結。しかし頭の中は鈴音のことでいっぱいです。
迷っているうちに到着してしまった2人。
結は意を決し、風見先輩に声をかけます。
(結)先輩、すみません! うち用事が……!
返事を聞く間もなく走り出した結。具合の悪そうな人を見て、放っておくことは出来ないのでした。
限界が近そうなスズリン
先程の場所に戻るも、そこに涼音の姿はありません。
周囲を見回し、橋のてすりの根本に座り込んでいる鈴音を発見。結はすぐさま声をかけます。
(結)大丈夫!? 立てる!?
結は鈴音を支えながら、まっすぐ病院へ向かいました。
聖人、胸に宿る床屋再建の夢
その頃、髪を切り終えたひみこと聖人。
片づけをする聖人に、ひみこは新たな話題をふります。
(ひみこ)こないださ、永吉さん……ひどいこと言いんしゃったやろう? ばってん、本気で言うとらんて思うよ。
(聖人)いや、オヤジん言うとおりです。俺の本業は農業やない。こっちです。
聖人は今も、神戸に戻って床屋を再開したいと強く思っているのでした。
スズリンが倒れた理由は「栄養不足」
看護師さんに連れられ、ふらふらの状態で出てきた鈴音。どうやら彼女は栄養不足だったそう。
結は鈴音に看護師さんが渡したレシピの冊子を差し出します。
(鈴音)要らん。……無理やもん。こんなん、ママに作ってもらえん
先程の川辺に向かいながら、結は鈴音の家庭事情を聞いていました。
鈴音の家庭はシングルマザーで、借金返済のために彼女も彼女の母も必死で働いているのです。
夢のため、家のため過酷な節制を続けるスズリン
(鈴音)見てこれ、100円!
鈴音が取り出したのは、彼女がいつも食べていたお菓子。
1袋を2日で食べることで、月の食費を3000円に抑えているとだと自慢げに言います。
(結)そこまで食費切り詰めんでも……
(鈴音)うちネイリストになりたくて、そのために資格要るけん お金貯めよる
キラキラと飾られた爪は、ハギャレンメンバーから譲り受けたものだとか。
どう言葉をかけたものか。結が悩んでいるうちに、鈴音は新しいお菓子の袋を開けようとします。
(結)……! 待って! これ、食べり
「懐かしい」おむすび
結がカバンから取り出したのは、佳代に持たせてもらったおにぎりでした。
(結)……おいしいもん食べたら、悲しいこと、ちょっとは忘れられるけん。食べり。
結がおにぎりを美味しそうに食べるのを見て、鈴音も恐る恐るおにぎりを口に入れます。
かと思うと、鈴音は一心不乱におにぎりを食べ始めました。
(鈴音)……パパ生きとう頃、よく家族でお弁当作って、海の中道にピクニックに行ったっちゃん。そん時食べたおむすびの味思い出した。 やばっ……懐かしすぎて泣きそう……。
ラップに残った米の一粒まで完食した鈴音。そこに、聞き覚えのある声が飛んできました。
ハギャレン勧誘を諦めない瑠梨。まずは友達から
(瑠梨)いた! スズリン!
(珠子)大丈夫?
(瑠梨)メール見てチョーびっくりしたけん!
(鈴音)ごめん、もう大丈夫。
鈴音のために駆け付けたハギャレンメンバー。瑠梨は結にお礼を言います。
(瑠梨)ありがとう助けてくれて。やっぱ妹ちゃん 総代の器やね。
(結)まだ言います?
(瑠梨)うち、諦めがチョー悪いんよねぇ~
(結)やけん、無理ですって。
お互い譲らない会話を収めたのは、これまでハギャレン復活に関心がなさそうだった鈴音でした。
(鈴音)やったら、友達は? 友達ならいいやろ
(結)…………まあ、それなら。
(瑠梨)てか妹ちゃんなんて呼ぶ? なんかあだ名ないと?
(理沙)確か…… おむすびとか
(鈴音)ならムスビンでいいやん!
こうして結改めムスビンは、ここぞとばかりにゲームセンターに連れていかれます。
激しく飾り付けられた携帯。プリクラ。
ハギャレンが案内してくれたものは、今までにしたことのない体験だらけでした。
ほんの少しだけ興味が出てきたギャルの世界
夕方、帰宅した結は、いつものように自室のドアノブに手をかけますが、動きを止めてしまいます。
視線の先には姉・歩の部屋。
いつもは視界にも入れようとしない部屋に、どういうわけか今日の結は引き込まれていきます。
夕日がオレンジのカーテンを通り、ほんのり赤く染まった室内。
靴、服、小物、そして写真。
写真の中の姉が身に着けているのは、大きなひまわりの髪飾り。
結はすぐ隣にあったそれを、自らの髪につけてみました。
(結)…………。 いや、絶対無理!
ゆるんだ表情筋をきゅっと引き締め、慌てて歩の部屋を出る結。
その直後、誰かが歩の部屋に駆け込んできました。

聖人が床屋を復活させない理由
ムスビン、可愛いあだ名ですね。
でも結はまだ他の人に対しては「さん」付け。ルーリー! と気軽に呼び合う日が楽しみです。
考察は昨日に引き続き、聖人さんについて。
昨日の考察でも、「その気になれば糸島でも仕事は出来そう」と考察しましたが、今日の放送を見るに、糸島(や、その近隣地域)で店を開かないことには理由がありそうです。(昨日の記事はこちら)
可能性1つ目は、神戸に戻ってやりたいと思っていること。
ですが、これが理髪店を糸島に開かない理由と言い切るには少し弱い。
もちろん、実家に泊まり込むなら農業を手伝うべき となるのは自然でしょうが、今回のひみこさんのように農作業の隙間時間にカットだけをするといったこともできるはず。
そこで可能性2つ目。
聖人以外の外的要因のため、店を開くことができない可能性があるのではないでしょうか。
聖人がひみこさんとの会話で口にした以下の言葉。
まあ、いつになるか分かりませんが、向こうで床屋ば やりたいです
最初はお店や生活するための資金の話かと思っていましたが、もしかするとこの言葉、結の心のことを指している可能性があるのではないでしょうか。
かなり強引にも思える予想ですが、結は神戸での出来事で心に傷を抱えています。
糸島に移り住んで9年。聖人が鋏を隠し、ひみこさんのお店でだけカットするのは何故か?
その理由が、鋏が結の中で、思い出したくない記憶と繋がっていると考えれば、「いつになるか分からない」という言葉にも繋がるのではないでしょうか?
聖人は結が大好きですから、大切な娘にこれ以上負荷をかけたくない。
その一心で自分の仕事を手放せそうなところも、この説の根拠になりうるかなぁと考えています。
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ネットの反応
玄米大好きなのに、白ごはんを炊いて塩むすびをつくりたくなってしまう朝。