【朝ドラみ隊】虎に翼第107話ふりかえり:魔法の言葉・1人で駄目でも2人なら。気になるネットの声も調査

虎に翼第107話 朝ドラみ隊

こんにちは、朝ドラみ隊です。

ちちんぷいぷい!

【虎に翼】第23週2話あらすじ

子供の本音の前にくじけそうな航一。「魔法が解けた」とうなだれる航一に、寅子は再度魔法をかける。

優未が入学式を迎えて数日。航一は勇気を出して自らのどかを散歩に誘う。

一方、直明の頼みで学生に講義をすることになった寅子。子供たちとの認識の差に寅子は戸惑いを隠せない――

航一の心を折ったのどかの本音

お兄ちゃんはこの暮らしが嫌なの?――

――寝に帰るだけの場所にお父さんがいても、いなくてもいい

朋一とのどかは部屋に戻り、1人になった航一はお酒を飲んでいました。

そこへ、寅子が風呂に入るため部屋の前を通りかかります。

(航一)あきれてしまいましたよね

寅子は航一が自分と話したがっていると理解し、彼のそばに座りました。

ちちんぷいぷいで書けた魔法

(航一)……欲張りになっていました

照子が亡くなってから、子供を育てるためだけに生きてきた人生。

しかし新潟での出来事を経て、航一は諦めていたものに手を伸ばすようになりました。

ですが、長年かけて開いた大きな溝を埋める手段も、勇気も航一にはない。

(航一)気が大きくなっていて…………魔法が解けた気分です

(寅子)…………ちちんぷいぷい~~!! ……今、欲張りで気が大きくなる魔法をかけました

魔法が解けたという航一に、新たに魔法をかけ直した寅子。

(寅子)2人力を合わせて、子供たちとの溝を埋めていきましょう

優未の入学式当日

数日後、優未の入学式当日。

今日の段取りを百合に伝える航一。式には航一・寅子・花江の3人で出席するそうです。

(花江)そうだそうだ、直明ちゃんから借りてきたのよ~! ほら、カメラ!

入学記念にまずは1枚。

優未と航一が自然に手をつなぐ様子を、朋一とのどかは見ていました。

直明からの嬉しすぎる頼み事

式の後、仕事に向かった航一。

寅子・花江・優未の3人は猪爪家で久しぶりの団欒を楽しんでいます。

(寅子)あっ……花江はどうなの? あの……玲美さんとの嫁姑のような同居は

(花江)…………聞いてこないのよ。お料理の時、私に味付けの確認を

複雑そうな花江。すると突然、隣の部屋のふすまが開きます。

(直治)おぉ、優未

(花江)いるならいるって言いなさい!

この春、高校を卒業した直治は、近所のダンスホールでサックスの奏者として働いています。

直治が仕事に出かけてすぐあとに、直人・直明・玲美の3人が帰ってきました。

寅子の姿を見かけた直明はすかさず相談事を持ち掛けます。

(直明)お姉ちゃん、僕の生徒に裁判官の仕事に興味がある子たちが大勢いて……勉強会、開いてくれないかな?

裁判官勉強会、来たのはたった3人

直明の嬉しい頼みごとに応えるべく、早速準備を始めた寅子。

手伝ってくれるのは秋山・小橋・稲垣の3人。稲垣は少年部部長に出世していました。

(直明)失礼します

(寅子)はい、どうぞ入って

ノックの音と共に直明が生徒を連れて入ってきます。その数、3人。

(小橋)えっこれだけ?

(直明)ごめんなさい、ちょっと諸事情があって

(春子)玄太君が参加すると聞いて、ほかの女子は怖がって帰ってしまったんです

指摘された玄太という生徒は、自分の意思で勉強会に参加したわけではない様子。

何はともあれ、寅子は勉強会を開始します。

家庭裁判所と切っても切り離せない『戦争』

(寅子)家裁が出来たばかりの頃、子供たちの犯罪は生きるためのものだった――

戦争で被害を受けた人々や戦争孤児を助けるために設立された家庭裁判所。

その成り立ちを丁寧に話しますが、子供たちは退屈そうです。

(直明)彼らの年齢だと、あの頃の記憶は、ほとんど……

(春子)私の家では、誰も戦争の話をしません

(稲垣)……そうだよな。なるべくみんな、蓋をしておきたいか

勇気を出して1歩踏み出した航一

一方その頃、星家。休日ということもあり、静かに本を読む航一。

その隣の和室では、百合が優未に茶道を教えています。

(百合)ねぇ、何かしたいことある?

(優未)じゃあ、お散歩。この街のこと、あんまり知らないから

(航一)ついでに、駅前の喫茶店にも行きましょう。そこのスパゲッティとプリンは絶品です

その時、2階から外行の恰好をしたのどかが下りてきました。

(航一)のどか

(のどか)…………

(航一)散歩に、行くんだ。のどかも、どうかな

(のどか)……これから友達の展覧会にいくから。行ってきます

寅子たちと中学生たちの間にある認識の差

(春子)民事部ではどんな事件を扱うんですか?

(寅子)最近だと……バスに乗車する時にケガをした男性がバス会社と運転手と車掌を訴える事件があったわ

当時酔っていた男性は、女性の車掌の制止も聞かず、バスに乗り込もうとしました。

車内は混乱し、事故が発生。

判決でバス会社は男性に賠償金を支払いを命じられます。

しかし、その金額は男性の過失も踏まえて請求額の1/3となったのでした。

(春子)……それって車掌が男性だったら起こらなかった事件ということですか?

(寅子)そこまでは明言できない。ただ女性が社会に出ると、こういった問題に巻き込まれたり、男性と比較されることが多くなるのは事実ね

その時、ずっと口を閉ざしていた3人目の生徒・良助が口を開きます。

(良助)でも、好きで働いてるんでしょ? 女は

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溝を埋める難しさ

昨日は戦時中~戦後の星家について考察を行いました。

照子さんが亡くなったであろう時期から現在まで、子供2人は『普段通り』に振舞っている。

航一さんも子供を養うことと自分の心の傷で手一杯。

子供の気持ちに気付かないうちに、今日の星家が出来たのではないか…………という考察でした。

(※詳しくはこちら👇)

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今日は星家に寅子と優未がもたらす変化について考察します。

まずは百合さん。今は亡き長官の後妻で、子供もいない立場から、長年遠慮し続けてきたことが窺える女性です。

彼女は照子さん亡き後、必死で朋一とのどかの世話を見てきたのだと推測できます。しかし、前妻への遠慮から「お義母さん」と呼んで欲しいと言い出せず、結果女中のような扱いになっていました。

しかし優未と出会ったことで、百合さんの日常に大きな変化が訪れます。

「お義母さん」と呼んでもらえる。朝、1人だった支度を手伝ってくれる人がいる。

優未のおかげで百合さんは、今まで経験できなかったものを味わっていることでしょう。

 

そして朋一・のどかの子供たち

彼らは突然壊れた日常に、それぞれ折り合いをつけて生きてきました

のどかは航一さんの前では比較的うまく振舞っている印象。しかし、優未と航一の距離感について思うところがある様子。

一方の朋一は、『父親が他人に気持ちを向けている』という事実を受け入れられずにいます。

また、昨日の放送で寅子が彼を叱ったことも気に入らない様子でした。

しかし寅子は、間違っていることに関して容赦しない女性です。

朋一ものどかも、今まで経験のない『まっすぐな感情』にそのうち我慢の限界を迎えそう。

そうなった時、どれだけ航一さんが言葉を尽くせるかが鍵となりそうです!

 

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ネットの反応

朋一さんものどかさんも、悲しいよね。 優未ちゃんは、自分たちがしてもらった事のない楽しい事をしてもらってる。 羨ましいよね。 見せつけられるほど、反発したくなるよね。

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