【朝ドラみ隊】虎に翼第19話ふりかえり:遂にこぼれた花岡の本音と吹き荒れる嵐!気になるネットの声も調査!

朝ドラみ隊

こんにちは、朝ドラみ隊です。

結婚相手探しなんて言ってる場合じゃなくなってしまいました……。

猪爪家はどうなってしまうんでしょうか……。

【虎に翼】第4週4話あらすじ

寅子への憎しみを呟く花岡。

彼は崖から落ち、頭、腕、腰と全身至る箇所を打ち付けてしまった。今は念のために入院しているらしい。

そんな花岡に謝りにいこうとするも、女子に人気の花岡の病室にはいつも女性がいて、仲睦まじそうにしている。寅子はいつも謝ることはおろか入ることもできず、罪悪感が大きくなるばかりなのだった。

「俺はあの人たちが好きになってしまった!」

その日の朝の猪爪家は、非常に重苦しい空気に満ちていた

食事を食べきらずに残す直言。不倫を疑ってしまうはる。そして、花岡のことが気がかりな寅子。食卓で交わされた言葉は「お粗末様でした」のみ。

そんな家とは裏腹に、胸に秘めていたものを言葉にしたからか、先に学校に来ていた梅子はいつも以上に明るくおにぎりを配っていた。梅子は最後列の生徒にもおにぎりを配りに行くが、そこで轟がいないことに気づく。

実は今日、花岡が退院するらしく、轟はその付き添いなのだとか。その話を耳にした寅子は素早く手荷物をまとめて、教室を飛び出すのだった。

 

同時刻、花岡の病室。

花岡の荷物を持ってさあ行こうとする轟に、花岡は寅子への恨みつらみを語り、訴えてやろうかと口にする。その瞬間、「愚か者!」と盛大な張り手が花岡を襲った。病人にも容赦なく張り手をする轟に花岡は文句を言おうとしたが、その言葉は轟の大声に掻き消されてしまう。

「俺はあの人たちが好きになってしまった!」

女性たちは、轟が考えていた漢らしさを構成するものを持っていた。それは優しさであったり、心の強さであったりもする。轟自身も男の定義について考えてしまうほどだ。しかし、それに比べて花岡は、上京してこのかたどんどん男度が下がっていっているように見えるという。それは、同郷の轟だからこそ分かるものだった。

綺麗な自分も汚い自分も、どれも貴方なの

寅子が花岡の病室に着くころにはすでに2人はおらず、とんぼ返りで学校へ向かう寅子。彼女は廊下で花岡の影を発見し近寄ろうとするが、柱に身を隠していた轟に指示され、自らも身を隠すことに。彼が向き合っている相手は、梅子だった。

「何かしら、お話って」

「先日は大変申し訳ありませんでした」

深々と頭を下げる花岡に、梅子は事実を言われたまでと顔を上げるよう伝え、花岡は目線を合わせることもできないまま、ゆっくりと顔を上げる。母を早くに亡くした花岡にとって、梅子の優しい態度は、いやでも『母』という存在を想起させるものだった。

「大庭さんの息子さんのようになるつもりだった」

帝大に入り、立派な弁護士になって、親孝行をする。しかしそんな思い描いていた自分とは裏腹に、今の自分は虚勢を張り、女性を見下している。

「こんな人間になるつもりじゃなかった」

「それは、どれもあなたよ。だけど目指したい自分がいるなら、そこに近づけるように頑張ってみなさい」

梅子の言葉に花岡の目から涙があふれた。そんな花岡を慰めるように梅子は、ちゃんと謝れるのだから、うちの息子より全然立派だと励ます。

 

そして放課後、寅子と花岡は1人分の席をあけて隣に座っている。気まずい空気は2人が同時にした謝罪によって取り払われた。お互いに謝らなければならないことを謝り、寅子は花岡に、自分の前では本当の花岡でいるよう伝えたのだが、花岡はそれに対し腹を立てたようだ。

「崖から落ちた日から君のことばかり考えているのにこれではさらに考えてしまうではないか」

そのままずんずんと教室を出ていく花岡。

あっけにとられた寅子は思わず「はて?」と呟くが、すぐにその言葉の意味に思い当たり、不注意で人にぶつかってしまうくらい浮かれる。上機嫌で家の前まで来た寅子。その時、彼女を呼ぶ声がした。

被告:猪爪直言

「あなたの家、大変だよ!」

慌てて家の中に入った寅子は、土下座するはるを大量のスーツの人物たちが睨んでいる場面に遭遇する。状況が飲み込めない寅子など気にも留めず、スーツの男は紙を突き出し、言った。

「猪爪直言は贈賄の容疑で拘束された。これから家宅捜索を始める」

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花岡の本心吐露!そして過去最大のピンチ……

花岡は、根っからの悪者ではなかったのですね。

彼は思い描いていた理想の自分がどんどん遠くなることに焦っていただけの、普通の青年でした。同郷である轟はそれに誰より早く気づいていて、もしかするとだから花岡の退院に付き添いに行ったのかもしれませんね。

おかげで花岡は本心を自覚でき、梅子さんに素直に謝ることができました。年長者の、しかも母親でもある梅子さんの言葉はすーっと花岡の心に染みたのでしょうね。

最後には寅子に告白まがいの発言をしてめでたしめでたし……

 

となったらよかったのですが、残念ながら直言は自分が立てたフラグを丁寧に回収してしまいました。この問題、かなりまずいですよね。下手したら寅子が学校に行けなくなる可能性も出てくるわけですから。

今回仲間になった花岡たちと知恵を絞ってなんとか解決してほしいです……!

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