こんにちは、朝ドラみ隊です。
ついに始まった第1回公判。
証拠も集め、さあ戦うぞという気持ちの寅子たちに対して、直言の心は既に限界を迎えてしまっています。
家族のために、娘のために、頑張って、直言さん!
【虎に翼】第5週3話あらすじ
雲野法律事務所にて、書き取りの仕事を行う寅子。ちらちらと様子をうかがっている雲野は、先日の弁護人が一堂に会した際にいた弁護人の1人だ。彼はあの場での寅子の発言を思い返していた。
再会! 因縁の新聞記者
穂高先生の言葉に唸り声をあげる弁護人。寅子は彼に、その言葉の意味を尋ねる。予審の結果がそう簡単に覆ることではないことは、寅子自身よく知っている。それでも、寅子は戦うのだ。
法は強いものが弱いものを虐げるためのものではなく、正しいものを守るためのものだから。
明律大学の学生たちも皆、自分に出来ることで精一杯寅子を応援してくれている。桜川が入手した記録は、直言が無罪たる証拠になりうるものであった。
そんなある日、寅子はいつぞやの新聞記者を発見する。彼は入学式の日に寅子にインタビューをし、その内容を悪意ある形に切り取って伝えた男であり、法廷劇の際の騒動を記事にした男でもあった。
寅子は世間の意見を少しでも変えるため、彼に記事を書いてもらうよう頼むのだが、取り合ってもらえない。結局その場にいた別の新聞記者の手によって、寅子の意見は新聞に載ることになったのだった。
そして数日後、公正な裁判を求める署名を集めた寅子は、花岡と共に書類をどこかへと届けようとしていた。ところが、そんな2人をつけている人物がいることに花岡が気付く。咄嗟に逃げ出すもあえなく追いつかれ、男たちは散らかった署名用紙を奪おうとする。
そんな2人を助けてくれたのは、”あの”新聞記者だった。
彼の見立てによれば、今回の事件は内閣を総辞職させたい人物が起こしたものであり、その候補として考えられるのは水沼という議員だとか。彼は寅子に事件から手を引くように伝えるのだった。
公判開始
昭和10年1月。ついに第1回公判が始まる。
傍聴席はびっしりと埋まり、席を探すのも一苦労の状態だ。そこにいた寅子と母はるは、裁判官の中に知った顔を見つける。その人物こそ、桂場だ。自らが言い負かしてしまったことを思い出し、頭を抑えるはる。しかし、そんなことは裁判長には関係ない。早速被告人たちの氏名を確認するフェーズへと公判が進んでいった。
自分の名前を告げる直言。しかし彼はその場で倒れ込んでしまう。その理由は扇子が机を叩く音。尋問や予審の際、散々聞かされたその音は、直言にとってトラウマになってしまっていたのだ。
運び出される直言。その時、彼の耳にある言葉が聞こえた。
「そんな様子じゃ、また襲われるぞ。娘さん」
直言のトラウマ
医務室にて穂高先生を問い詰める直言。穂高先生は寅子に口止めされていたため、直言に先日の事件のことを伝えていなかったのだ。
「親の私に隠すなんて」と頭を抱える直言を一喝する穂高先生。憔悴しきった直言に対し、「怖かった」と寅子が泣きつくなど出来るはずもないだろうと叱りつける穂高先生。それでも、直言に刻み込まれたトラウマが、彼の歩みを止めさせてしまう。
そして公判が再開される。
「被告人は、起訴事実について罪を認めますか?」
その言葉を聞いた直言は、寅子たちの方を振り返り、静かに「ごめん」と呟くのだった。

ついに始まった第1回公判! 直言に勝ち目はある?
音がトラウマになるほど心身を痛めつけられてしまった直言。そして寅子もまた、父の無罪を証明する途中で危険な目にあってしまいました。それでも必死に行動する寅子の思いを、直言はどう受け止めるのでしょうか?
新聞記者も意外でしたね!
最初は非協力的に見えた彼ですが、寅子の取材を受けなかったのも彼女を守るためでした。
寅子が危険をおかしてでも父を救おうとする姿に、彼も何か感じるものがあったのでしょうか。去りゆく直言に発破をかけていましたね。
最後に直言が口にした「ごめん」の意味とは?
明日の放送が待ち遠しいですね!

轟のファン激増!?一見嫌な奴の轟を深堀するネットの声
政治家の思想で潰され、不況にあえぐ庶民の間に不満がたまっていく。誰もが悪い人間を倒したいと思っていた。そしてこのあと起こる”あの”出来事。なるほどなぁ……