こんにちは、朝ドラみ隊です。
今日の感想を一言で表すなら「うおおおおおお!!(歓喜)うおぉぉ……(つらい)」でしょうか。
とらつばが普通の恋愛ドラマだったならと思わずにはいられない次回予告でしたね。
【虎に翼】第7週5話あらすじ
朝、直言とはるは、寅子と優三から結婚するつもりであることを告げられる。妙案だろうと自信満々の寅子だが、直言は状況が飲み込めていない。お互いを好きあっての結婚ではなく、社会的地位を得るための結婚などと言われてしまえばなおさらだ。優三はあくまでも、謙虚に、自分が相手としてふさわしくはないことは理解しているが、それでも結婚を認めてほしいと説得する。
混乱する直言に対して、はるは「その手があったか……」と独り言ちた。しかし、納得した様子を見せながらも、はるは2人の結婚にもろ手を挙げて賛成というわけではなさそうだ。
「寅子の求める結婚は、いわゆる普通の結婚ではない。そのうえで、あなたのうまみは何?」
寅子は何回か割り入ろうとするも、そのたびにはるに黙るように言われてしまう。はるは、優三のことを心配しているのだ。
「僕には家族がいない。猪爪家の皆さんと家族になれるのは、これ以上ないうまみです」
真っ直ぐな目をして語る優三を見て、はるはその言葉の真意を理解した。
「よい年をして親離れ子離れできていない私たちですが、家族ともどもよろしくお願いします」
こうして、2人の結婚は正式に認められることとなったのだ。
不穏さを増す社会情勢。寅子、やっとスタートラインに立つ
寅子の結婚報告を聞いた雲野先生は大いに祝福してくれた。ちょうどそこに予約をしていた新規依頼者が事務所を訪れる。雲野先生はいつものように寅子を隣に座らせ、担当弁護士として紹介した。
「月末には結婚して佐田になります、猪爪寅子です」
依頼者は今までの人と同じように、ぎょっとした表情を浮かべ、事務所を見渡す。明らかに様子をうかがっていた常盤や岩居。依頼者の前に座っている雲野先生はうるうるとした目で見つめている。依頼者はしばらくの間逡巡するも、寅子が弁護人としてつくことに了承してくれた。
そうして寅子は、人生で初めて法服を身に纏い、法廷への階段を上る。1歩足を進めるたびに、学生時代の思い出が蘇っていく。法廷に辿り着いた寅子は、立派で堂々とした弁護士の顔をしていた。
閉廷後。寅子は傍聴していたよねと共に、同じく傍聴席にいた笹山と言葉を交わしていた。
「最後にトラちゃんの法服姿も見られて、結婚の話も聞けて、もう思い残すことはないよ」
ぼろぼろと涙をこぼす笹山。ご時世柄、すし屋を続けることが難しくなったため、彼は店をたたんで田舎に帰るそうだ。笹山は特上寿司を持っていけないことの謝罪と、寅子への祝福を最後にその場を去っていった。
よねと2人きりになった寅子は、”既婚者”の強さを思い知ったとよねにこぼす。よねは結婚制度自体を否定しつつも、寅子に忠言をいれた。
「社会的地位のためだけに結婚を続けられるものか」
「逃げ道を手に入れると、人間弱くなるぞ」
寅子は自らの選択が逃げ道ではないと反論するが、よねはそれを聞くこともなく去っていった。
「僕はとらちゃんがずっと好きだった」
月末、結婚式を挙げない代わりに家族写真を撮ることにした猪爪家。晴れて佐田寅子となった寅子は、様々な人に祝われ、歯がゆそうだ。写真撮影が終わり、主役がどこか気まずそうな宴会が終わり、2人は初夜を迎えた。
枕もとの灯りを消すときに手が触れあうなど、ガチガチに緊張している寅子。優三はそんな寅子に、「そんな緊張しなくても指一本触れたりしないから」と優しく語り掛け、そのまま布団の中にもぐってしまった。彼にならい、寅子も布団に横たわる。緊張でうまく眠りにつけない寅子の耳は、優三の独り言を聞いてしまった。
「まぁ、僕はずっと好きだったんだけどね。とらちゃんが」
一旦はその言葉を流すも、意味を理解した寅子は覚醒。優三を叩き起こし、言葉の真意を問いただす。真意も何も、優三の言葉は本音だった。高等試験に落ち、寅子への告白を諦めた優三。ところが直言から寅子が結婚相手を探していると聞き、「誰でもいいなら当たって砕けろ」と言われたそうだ。だから見返りを求めたりはしないし、これまで通り接してくれて構わない。
優三はそれだけ言うと、疲れていたのかまたすぐ眠りについた。1人取り残された寅子は思わず「はて」と呟かずにはいられない。
2人の結婚は昭和16年(1941)11月の出来事。
2人の幸せは、長くは続かなかった。

喜びもつかの間不穏すぎる次週予告!幸せになってくれ……
ぐああどうして幸せのまま終わらせてくれないんだあ……。
恐らく優三さん、来週には不幸の底にいますよね……。ようやく思いが伝えられて、ようやく寅子のそばに堂々といられるようになったのに……。
最後の次週予告のショックが大きすぎます。他に言葉が見つかりません

どう見ても「一握りの男」優三を祝福するネットの反応
寅子の「この手があったか!」とはるさんの「この手があったか!」の意味は多分違って、はるさんの方は「身近にこんなにいいお相手がいたじゃないか!」っていう意味だと思うのよね