こんにちは 朝ドラみ隊【虎に翼】第3話です。
アニメでもドラマでも「こいつは敵だ!」と思っていた人物が味方になった時の喜びは格別のものがありますよね。
そんな今回の【虎に翼】をふりかえっていきたいと思います!
第1週【女賢しくて牛売り損なう?】第3話あらすじ
居候の優三に弁当を届けに来た寅子は、そこで耳を疑う言葉を耳にした。
「女性は無能力者」
寅子の驚きの声は廊下中に響き渡り、室内の視線が一斉に寅子を捉える。逃げ出そうとする寅子だったが、教授らしい人物は、寅子にそのまま言葉を続けるよう促した。
「女性が無能力者ということは、女性は無能ということでしょうか?」
「そうではない。責任能力が制限されるということだ」
寅子の質問に答えたのは、教壇に立っていた若い男。男は法律のことを何も知らない寅子の問いに対し、誠実に的確に答え続けた。しかしそれでもスッキリしないと言った顔の寅子に、教授らしき人物は、そのまま授業を聞いていくように勧める。彼は男子学生たちに言った。
「法律とはすべての国民の権利を保障すべきなのに、世の女性は権利のことを知らない。君たちはこれをどう捉える?」
偉そうな男性は法学博士であり、名を穂高重親。傍の教員らしき男は、東京地方裁判所判事桂場等一郎という人物であった。
授業後、穂高に感想を求められた寅子は、自分が思ったままのことを口にする。「自分が漠然と嫌だと思っていたこと全ての根底に繋がる理由があると理解できた」と。その言葉を聞いた穂高は非常に喜び、新設する学部に入学するよう寅子に勧めた。
家に帰るなり寅子は進学の意思を父直言に伝える。戦々恐々とする寅子と優三だったが、直言は進学を喜んでくれた。聞けば、結婚に乗り気でない寅子にお見合いをさせ続けるのは乗り気ではなかったらしい。心強い味方が出来たと喜ぶ寅子であったが、事はそううまくはいかなかった。
第1の壁は、内申書を出してもらう女学校の担任。それを乗り越えたと思った時に現れたのが、第2の壁である母はる。
直言は自分がはるを説得するなどと言っていたものの、本人を前にしてみると、そんな素振りは一切見せなくなってしまった。業を煮やした寅子ははるに直談判に向かおうとするが、それを止めたのは花江。
花江は寅子に粘り強く、強かに動くことの重要性を説き、寅子のすぐに感情が顔に出てしまう癖も直すべきだと言った。
寅子はその言い分をうまく呑み込めず、ただ苦い顔をするのだった……。
