【朝ドラみ隊】虎に翼第100話ふりかえり:航一、再告白。自分の気持ちに戸惑う寅子。気になるネットの声も調査

虎に翼第100話 朝ドラみ隊

こんにちは、朝ドラみ隊です。

寂しく響くサックスの音……

【虎に翼】第20週5話あらすじ

「是が非でも結婚したいわけではない」それでも同居を望むのは、自分に精一杯尽くしてくれる直明のため。

家族会議を経て、航一は寅子への思いを再確認。公開プロポーズを行うも、「待って」と言われてしまう。

その日以来、寅子は再びなりたい自分との乖離に悩むこととなる――

「結婚したいわけではない」の意味

(玲美)私、是が非でも結婚したいわけじゃありません

(花江)……そうなの?

唖然とする一同。玲美は意思の強い目で言葉を続けます。

(玲美)はい。ただ結婚するならば直明さん以上の人はいないだろうなと思い、プロポーズをお受けしました

玲美が直明を1番評価しているのは、直明の優しさにあります。

玲美がどれだけ無茶や我儘を言っても、直明は一生懸命にその願いを叶えてくれる。

(玲美)でも、デートの時はもう少し主体性を持って自分の希望を言ってほしいけどね?

(直明)えっ?

まさか叱られると思っていなかった直明。それでも嬉しそうに口元を緩めます。

文句1つ言わない直明の、たった1つの願い。同居

(玲美)何が言いたいかと言うと、そんな直明さんが、唯一プロポーズの時に絶対譲れない条件として出したのが……皆さんとの同居なんです

玲美の幸せを考え、尽くしてくれる直明が、どうしても譲れない条件として提示した『同居』。

最高の結婚相手が望むのならばと、玲美は同居を承諾したのでした。

(花江)でもね、実際すると同居というものはものすごく大変で……

(玲美)じゃあ、一度試しちゃだめですか? 無理だと思ったらすぐ言いますから

花江は自らの経験から、玲美の提案を素直に受け取ることにためらいを感じてしまいます。

ところが、寅子の反応は違う様子。

(寅子)あら、いいんじゃない? 軽い感じで。試してみて駄目ならばやめればいいのよ

試して駄目なら、やめたらいい

試して駄目なら、やめたらいい。その発想は、寅子に新たな発想をもたらします。

(寅子)そうだ。1年か2年ごとに、今後みんながどういう生活をしていきたいか話してみましょうよ

ものは試し。皆が寅子の意見に賛同してくれますが、ここで寅子は重要なことに気付きました。

人と人の揉め事は、単純な多数決で解決していい問題ではない。

話のまとめ方に困った寅子は、咄嗟に航一を頼ります。

(航一)……ひと言、申し上げてもいいですか?

(花江)はい

(航一)恐らくですが、花江さんが考えていらっしゃる『お嫁さんの苦しみ』のようなものは起こらないのでしょうか?

花江が愛を注いできたからこその”恩返し”

(航一)ご覧のとおり、玲美さんは大変気がお強い方のようですので、あるとすれば花江さんが気を遣うことになるのでは?

航一の言葉に大爆笑の直治と玲美。直明は何かを察したような顔です。

(玲美)でも本当にその通りだわ! 花江さんが嫌になったら、私のこと追い出してもらって構いませんから!

家族だけでなく、玲美までも花江のことを考えてくれている。

その事実をかみしめた花江はポツリと呟きます。

(花江)でも……何か……贅沢な話よね

(寅子)それはこれまでの花江が全身全霊で家族を愛してきたからです。だから胸を張って……

話がうまくまとまりかけていたタイミングで、寅子はふと思い至りました。

(寅子)…………今気が付いたけど、あなたたち誰も私の面倒見たいって言わないわね

(道男)そりゃそうだろ。花江ちゃんと寅子は違うし

(航一)……寅子

家族裁判を通して航一に芽生えた感情

なんやかんやで最後は笑顔でまとまった家族裁判。

台所で料理を温め直している寅子のそばに、航一は静かに立っています。

(寅子)ごめんなさいね、変なことに巻き込んでしまって

(航一)いえ、貴重な経験をしました。面白かったです

(優未)でも心配。変な家族だって思ったでしょ?

(航一)まさか、そんなこと思うわけないよ。いろいろと自分の気持ちを再確認することも出来たし

自分の気持ちを自覚した航一

航一は家族裁判の中で、様々な感情が芽生えるように感じていたのです。

寅子が『寅子』と呼び捨てにされることに嫉妬する自分。

航一にとっての『一番の幸せ』とは何か。

(航一)毎朝目が覚めた時に寅子さんが隣にいたら……幸せだろうなと思いました

(道男)何だ今の。プロポーズか?

(航一)そうです。プロポーズです

『プロポーズ』だと認めることで、寅子の気持ちを乱してしまう。

心地よい関係ではいられなくなってしまう。それでも、航一は一歩踏み出したのです。

(航一)返事はいつでも結構です。何日でも、何か月でも、考えてみてください

プロポーズを報告した航一。関心の薄い家族たち

夜、航一に晩御飯を持ってきた百合は、今日の成果について尋ねました。

(百合)寅子さんのご家族はどのような方でしたの?

(航一)とても面白くて、優しい方々でした

ここで航一は朋一とのどかにも声をかけます。

(航一)寅子さんにプロポーズをしました

返事はもらえていないものの、寅子の心が決まるまで1年でも2年でも待つつもりだと告げる航一。

子供たちは何も言いませんが、航一に二コリと笑顔を向け、また本に目を戻します。

しかし、本に隠された2人の顔は『信じられない』といったものでした。

油断するとプロポーズで悩んでしまう寅子

昭和30年、7月。

原爆裁判の1回目準備手続き当日。

(雲野)人類の経験した最大の残虐行為によって被った原告らの被害に対し、深くして高き法の探求と……

申立人側の雲野はしっかりと書類を作り上げ、自らの主張を読み上げます。

対して被告側の代理人は「国は請求棄却を求める」の一言だけ。

大きな進捗がなかった。

その僅かな寅子の心の隙間に、先日の航一のプロポーズが蘇ります。

寅子の胸はあの日からもやついたまま。プロポーズの返事も、まだ返せていませんでした。

轟、覚悟を持って交際相手を寅子に紹介する

花を持ち、轟山田法律相談事務所を訪れた寅子。

暗い事務所の奥で、誰かが肩を寄り添って眠っています。

(寅子)……えっ

それはよねと轟ではなく、轟と、知らない男性でした。

起き上がった知らない男性は、自分は轟に介抱してもらっていたと言いながら握った手を放そうとします。しかし、轟は繋いだ手を放しません

(轟)驚かせてすまない。こちらは遠藤時雄さん。…………俺が今、お付き合いしているお方だ!

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再燃した『恋』と『愛』の問題

昨日の予想は見事に外れましたね……。

【虎に翼】は色々抱えている人が多いですから……ごめんなさい玲美さん……

 

さて、金曜日は寅子に再び恋・愛の問題が投げかけられる日となりました!

直明の尽くす愛。直明の愛に応えるべく、同居という困難な条件を飲んだ玲美。

花江が子供たちに向けてきた愛

航一のプロポーズ

そして、轟と遠藤の交際

寅子と航一は新潟で「永遠を誓わない、だらしがない愛」を交わしたはずでした。

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それは寅子が、今も優三を愛しているから

史実のように航一さんと寅子が結ばれるには、もっと気心の知れた、話を聞いてくれる人が必要。

次週予告で映った女子会がチャンスとなることを願ってやみません! 頑張って! 航一さん!

 

 

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ネットの反応

航一に嫉妬を自覚させてその場でプロポーズまでさせた道男ナイス!

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