こんにちは、朝ドラみ隊第5回です。
さすが第1週最後の話ということで、物語が大きく動きましたね!
感想として語りたいことが沢山ありますが、まずは激動の第5話をふりかえっていきましょう!
第1週【女賢しくて牛売り損なう?】第5話あらすじ
大学に行きたい寅子と、結婚させたいはる。
はるは、寅子が優秀なことなど分かっていると感情を爆発させると、自らの身の上を話し始めた。幼い頃から勉学が大好きだったはる。しかし彼女は高等小学校(現在の中学1~2年生)までしか通わせてもらえず、親は彼女をどこに嫁がせるかで頭がいっぱいだったらしい。
「夢破れて、行き遅れて、親の世話になる。それがどんなに惨めなことか」
自らの経験から「子供の幸せを1番に考える母親になる」と決心したはるは、寅子の優秀さを十分に理解しつつも、それでも寅子の将来の安定とその上に成り立つ幸せのために結婚を勧めていたのである。
しかしそれでも寅子の決意は揺るがない。
どれだけ家の中でやりたいことをやっても、外ではスン、としている。そんな生き方はしたくない。寅子の言葉に酷く傷ついたはるはその場から立ち去ってしまう。寅子は正真正銘の親不孝者になってしまったのだった。
翌朝、放課後にはると共に振袖を買いに行くことを約束させられた寅子は、待ち合わせ場所の甘味処で、先日大学で見かけた教員らしき男と偶然出くわす。彼に母親説得の助言を求めた寅子だったが、彼からも大学進学するべきではないと厳しい言葉をぶつけられてしまった。
するとそこへ、はるが現れる。
「女の可能性の芽を潰してきたのは貴方たち男でしょう」
「自分に責任はないと言うなら、無責任に口を挟まないで」
口を噤んでしまった男をよそに、はるは寅子を外へ連れ出した。一言も喋らないで先を行くはるを追いかけるうち、寅子たちは呉服屋の前を通り過ぎてしまう。そのままはるが駆け込んだのは法律専門書店。
「六法全書ください!」
はるは、自分の選んだ道に悔いがあるわけではない。しかし寅子の言葉を聞いて、「自分の娘にはスンとした顔をさせたくない」と思ってしまったのだ。そこへ来て先ほどの男の女を舐めたような発言。誰よりも寅子に可能性を感じていたはるは、六法全書を買わないわけにはいかなくなってしまったと言うのだ。
女性法律家の道は、未だ誰も通ったことのない地獄道。それでもその道を行くと言う寅子に、はるは負けを認めるように、優しく笑うのだった。
