こんにちは、朝ドラみ隊です。
うわ~~嬉しい助っ人登場じゃないですか~~!!
【虎に翼】第19週3話あらすじ
稲さん、優未の真意を即座に理解し褒めるよき理解者
日曜日、稲と映画に行くと言い出した優未。寅子に見送られ、2人は外に出ます。
(稲)本当によろしいんですか? お母さん、いなくて
(優未)ああいう時のお母さんといてもつまんないから
(稲)……お母さんに一人の時間を与えたかったのね?
優未の真意を即座に読み取り、「えらいえらい」と優未の頭をなでる稲。
優未はとても嬉しそうでした。
後悔ばかりの寅子
1人の自宅にて、何も手につかず抜け殻のようになってしまっている寅子。
――美佐江に寄り添うべき時に、本能で優未を守るように抱いてしまったこと
――それを見て、僅かに口元を震わせ、無言で立ち去った美佐江の後ろ姿
ずるずると突っ伏してしまいます。すると、玄関の方から戸を叩く音が聞こえてきました。
アポなしの来訪者、航一
(航一)こんにちは
寅子は突然の来訪者に硬直するしかありません。
(航一)読まなければいけない書類が、溜まっていて。……読む場所は、どこでも構いませんので
航一が寅子を心配して、理由をつけて訪ねてくれたことはすぐに分かりました。
寅子は心配をかけたことを謝罪し、航一を自宅に招き入れます。
言葉を交わさずとも、リラックスできる間柄
静かな家の中、寅子は洗濯物をたたみ、航一は書類を読んでいます。
一言も話さないその時間が、寅子の気持ちをじんわりと軽くしてきました。
(航一)……はぁ~……
(寅子)少し休憩されますか?
(航一)えぇ
一息ついたのか、のびをした航一。彼の視線は、寅子よりも奥の位置にありました。
思い出として、僅かでも優三のことを話せるようになった寅子
航一が見つめていたのは、以前優未が彼に見せた家族写真と、そこに立てかけられたお守りでした。
(寅子)……夫が出征する時に作って持っていってもらったんですが、これだけ戻ってきました
寅子はお守りの説明を軽く話した後、すぐに話題を切り替えます。
(寅子)お茶、新しいのに変えますね
打算の上の行動だとしても
(寅子)……うれしいんです。来てくださったことも、何も言わずにそばにいてくださったことも
けれど、寅子の中で何かが解決したわけでもなく。
十分にもてなすことも出来ず、申し訳なく感じる寅子。
(航一)僕も……無意識に、弱っているあなたに付け込もうとしていたのかもしれません。すみません
気まずくなったのか、航一はお茶を口元に運びます。
ふぅふぅと息を吹きかける航一。それを見て僅かに微笑む寅子。
2人の時間は、静かに過ぎていきました。
あえて距離を置かなくては、感情のやり場がない
日も暮れ初め、帰宅する航一を寅子は玄関で見送ります。
(航一)では、また
(寅子)また、本庁で
航一は少しの間動きを止めたものの、静かに頭を下げて去っていきます。
その後ろ姿は、見送るにはあまりにも切なく。
自分の胸の中にこみ上げる感情の正体に、寅子は目を逸らすことしかできませんでした。
美佐江、東大合格
冬が明け始めた昭和28年、3月のこと。
(森口)東大! 合格したれ! 美佐江が! 東大に!!
満面の笑みで娘の進学を報告しに来た森口。
それ自体はおめでたいことですが、寅子には気になることが。
(寅子)今日は、美佐江さんは?
(森口)母親と東京ですて。下宿探しやらなんやら。ハハハハハ!
美佐江と話す機会を逸したと肩を落とす寅子。そんな寅子とは裏腹に、深田はまだまだ嬉しそう。
(深田)支部長! 実は今日はですいね、もう一つおめでてぇ報告があんですて!
互いの利益のための結婚
寅子の前に並ぶように言われた高瀬と小野。
(深田)実はお二人はご結婚するそうらんですって!
(寅子)え、そうなの!? あっ、おめでとうございます!
(深田)で、いつからなんだて? お互えを意識し始めたんは!
(高瀬)意識していません
(小野)何らか、友情結婚というもんらろっか?
二人はお見合いでも恋愛でもなく、互いの利益のために結婚するというのです。
まるで、寅子と優三のように。
(寅子)高瀬さん、小野さん。……ごめんなさい、私は慎重になった方がいいと思う
なんだかすっきりしない寅子は帰宅した際に思わぬ人物と再会するのでした。

美佐江の悩み解決には、父親が必要不可欠かも?
は、花江ちゃん~~!
今日の切り口は『結婚』について。
寅子の変化にすぐに気が付き、そばにいてくれた航一さん。
最近はさらに積極的なアプローチをしているようで思わずにっこりしてしまいます。
ライトハウスの外で泣いていた時、隣に寅子がいたことがどれだけ彼を安心させたかうかがえます。されて嬉しかったことを、今度は自分が返す。あわよくば好きになってもらう。可愛いです。
優三さんとの結婚生活がガッツリ描かれることはありませんでした。
ですが、今日寅子が航一さんの背中を見ている描写で「寅子と優三さんの結婚生活」を想像することができました。
そして、寅子の心に芽生え始めた想い。
予告での「優三さんを愛しているからあなたを愛してはいけない」という言葉が思い出されます。
この問題に答えをあげられるのは同じ立場である航一さんだけの気がします。もしくは花江ちゃん。直言さんに言われたことを考えると、花江ちゃんの方が適任かもしれません。
「もしいい人ができたなら、その人と幸せになりなさい」(43話 詳細はコチラ)
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がんばれ寅子! 航一さん!
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ネットの反応
わーい本物の花江ちゃんだ~~! 優未ちゃんが裏で手をまわしてくれたのかな?