#育成

サッカー良書

【サッカー良書】広島観音高校を全国制覇に導いたボトムアップ理論。畑監督はいかにして部員の自立心を導いたか

こんにちは、新井一二三です。今回は広島観音高校を全国でも有数の強豪高校に導いた畑喜美夫の著書、「子どもが自ら考えて行動する力を引き出す 魔法のサッカーコーチング ボトムアップ理論で自立心を養う」を紹介したいと思います。 ◇ 2006年、広島...
書評

【サッカー書評】日本はいかにして強くなったのか。西部謙司著「サッカー日本代表アナライズ」があぶりだす日本代表の戦術と育成の歴史①

こんにちは、新井一二三です。今回は西部謙司著、「サッカー日本代表アナライズ」を紹介します。サッカージャーナリスト界のトップランナーであり戦術批評家としても知られる西部が日本代表の歴史を軽妙な解説に主観を混じえて語るこの一冊。質、量ともサッカ...
大考察

【書評】小澤一郎「サッカー選手の正しい売り方」から読み解く日本サッカー界の未来とスポーツジャーナリズムのあり方。そして若き日のファラオと大津祐樹。【サッカー大考察】

「メガネロック」ボーカリストさながらの甘いマスクと優しい語り口で知られるサッカージャーナリスト、小澤一郎の著作は、ビジネス書でもなく戦術論でもない意欲的な表題から始まる。「サッカー選手の正しい売り方」。何かへのアンチテーゼなのか、それとも別...
大考察

【書評】木村元彦「オシムの言葉」が変えた日本サッカーの戦術とは【サッカー大考察】

イビチャ・オシムといえば2003年にジェフ千葉、2006年には「あっオシム、言っちゃったね」という川淵三郎がサッカー史に残した名(?)言ととも日本代表監督の就任が露わにされた名将中の名称。結果と内容をともなうサッカーマネジメント、類まれなる...
書評

【書評】自身を生まれながらのリーダーと評するシメオネの「信念」があぶりだす成長への原則。(訳・江間慎一郎)

選手時代は当時世界最高峰だったセリエAやアルゼンチン代表。1998年フランスワールドカップでは執拗な威嚇の末ベッカムを退場に追い込んだり、ドサクサ紛れに中西永輔へアイアンクロー(というかほとんど目つぶし)をぶちかます「潰し屋」として大活躍し...