メッシのオールタイムベストゴールとは? クラシコ編

オールタイムベストゴール
https://www.fcbarcelona.jp/ より

メッシのオールタイムベストゴール(BestGoalEver)に5人抜きが選出されることは想像に難くない。しかし相手はヘタフェ。やはり生涯ベストゴールというからにはより強大な相手から奪ってこその証明になるというもの。だったらクラシコではどうなんだ! というわけで、レアル・マドリー戦でのベストゴールを紹介いたします。

獅子王が成しえたレアルマドリー粉砕のゴール。

https://www.fcbarcelona.jp/ より

メッシがエル・クラシコで挙げたベストゴール……それは2010-11シーズン、CL準決勝第1戦でのゴール。背番号16だったブスケツとのワンツーで背番号10のラサナ・ディアラ、シャビ・アロンソを中盤であっさりと置き去りにし、背番号18のラウール・アルビオルをジャックナイフ一発でブレイクダウン。置きかけて来たマルセロ得意のアリバイ守備をものともせず、右に流れてカシージャスの守るゴールを打ち破る。ロケーションはCL準決勝、ベルナベウ、憎たらしいモウリーニョ。ペペはいつものラフプレーで退場し、ペドロはマルセロに膝を踏み抜かれ、バルセロニスタのテンションが最高潮となったところでのメッシの試合を決めるドッピエッタ。ファンの歓喜をもたらしたという意味ではまさに最高のゴールにふさわしい。あとついでに言うならこの年のマドリーの背番号はかなりのクレイジー

猛抗議のマドリー各紙。そしてCL制覇へ……

ちなみにこの試合では後のバンディエラ候補、セルジ・ロベルトがCLデビューするなど試合に花を添えたが、試合後のマドリー系各紙は。「POR QUE(なんで?)」とペペのレッドカードに猛抗議。ひとつ言えば、それはペペだからレッドカードなんだよ、ということなのだろう。その後、ホームでの第2戦を1-1のドローで切り抜けたバルサはファーガソンが最後の黄金期を築いていたマンチェスター・ユナイテッドで聖地ウェンブリーで3-1と粉砕。メッシ自身もこの決勝で1ゴールを記録し、この年リーガとのダブルを達成。翌年も当然のようにバロンドールに選出(この年で3回目)されている。

アイキャッチ画像はhttps://www.fcbarcelona.jp/ より

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